とても不思議
こんにちは。
塔村です。
今回は、前回書いた「教養を学ぶー音楽編ー」の最終回のことについて書きます。
音楽の最終回であり、夏休み前最後のゼミでもあった7月19日(金)は、音楽の講義の振り返りを行いました。
まず、事前課題として作成したマインドマップをもとに、講義を経ての自分の考えを整理し直しました。
紫が付け足した部分です。こうして改めて振り返ると、講義を受けたことで「音楽とは」に対する考えがより膨らんだと気付きました。前回のブログと重複しますが、難しく捉えすぎず、感覚的に自分がしたいように自由に表現できるものが音楽であり、人によって感じ方は様々だから正解や間違いなどないということを学び、音楽への概念が変わりました。
「空間を音でデザインする」「完成されたものだけが音楽ではない」という西田先生の名言も強く印象に残っています。
次に、グループで話し合いを行いました。長崎で音楽の講義を受けた際に、西田先生に何度も「素晴らしい」というお言葉を頂いたくらい、真面目に音楽と向き合い、遊び心を忘れずアホになって楽しく活動しました。そんな私たちですが、いざ「じゃあ、感想を誰か発表してください。」と言われるとシーンって黙ってしまうんです。そのことについて長崎大学の学生さんが不思議に思って、ゼミで改めて考えてみようということで話し合いました。
・「発表してください」に対してどう行動するか
私は「発表してください」でも「何か質問ありますか」でも基本的に挙手します。ただ、緊張がとんでもないので、誰かが先に言って空気が和んでから行動することが多いです。
・その行動の背景
何度経験しても緊張がとんでもない私が何故発表するのか。それは、受け身ではなく、そこに参加したいからです。 音楽の講義でもありましたが、ライヴやパフォーマンスは参与型と上演型の大きく二つに分かれていて、参与型は”最大限に音的・身体的に参与すること”を目標としています。講義にしても講演会にしてもライヴにしてもせっかくお金や時間を費やしているのならば、インプットで終わらず一緒になってそこに参加したいという気持ちが強くあります。昔からそうだったわけではなく、ゼミに入り、哲学や文学の講義を受けて、「なぜ」と常に問いを立てることの大切さを学んでからそう思うようになったと感じました。問いを立てることを意識することで自ずと自分の考えや他の人の意見を深堀りしたり、疑問が生まれたりするのだと思います。
グループで話すと面白い意見がたくさんでてきました。 間違っているかもという気持ちが大きかったり、考えがまとまらなかったり、他の人と意見がかぶって先に言われてしまったり。他にも、前の人がものすごく良い意見を言っていて自分がそれと比較されるのではないかという不安や他の人の意見と自分の意見を心の中で比較して考えを整理しているという理由から、発表タイムでシーンとなってしまうということが分かりました。
グループだと少人数だから話しやすいけど、発表となると個人に注目するから無駄に緊張してしまい、そのせいで上手く話せないから発表を避けるという意見もありました。たしかに私も頭の中では考えがまとまっているのにいざ発表となると上手く伝えられず、終わってからああいえば良かったとかあれ言い忘れたと反省することが多々あります。そうなるなら最初から発表しない方がいいやとか思ったりもしますが、慣れるためにも私はめげずに発表しています。
みんなが発表しやすい雰囲気をつくるためにまずは自分が発表するというゼミ生や、他の人(後輩とか)が成長するための機会提供と捉えて敢えて自分は何も言わないという4年ゼミ生もいて、なんだかとても新鮮でした。そう考えると私は自分のことばっかで自己中な奴だなと思ったりしました。
「発表してください」だから「この答え分かる人ー?」とは違って、正しいとか間違っているがないはずなのに、正解を言わなきゃという暗黙の了解がどこかあるのは、そういう風に教育を受けてきたからなのではないかというゼミ生の意見もあり、知らないうちにたしかにそう感じているかもとか、それも関係してるのかもなーと思いました。
この「発表してください」のような”環境からの要求”に対してどう対処するかという頭の中の仕組みを考えました。環境からの要求が自分にとって『無関係』なものか、『肯定的』なものか、『脅威』となるものか、それとも『挑戦』となるものか、まずはその性質や程度を評価する段階である1次評価があります。1次評価で環境からの要求が『脅威』または『挑戦』と認知されたら、その要求を満たすあるいは回避するために自分に何ができるかを考える段階があります。それが2次評価です。この対処するための努力をコーピングといいます。
私たちは「発表してください」という環境からの要求を『脅威』と捉えている人が多いからシーンとなってしまうのだと考えました。もっと『挑戦』的になるにはどうしたらいいか。答えは出なかったけど、改めて考えると深くて面白かったです。
それではまた次回。
音と音楽と静寂と
こんにちは。
塔村です。
えー、音楽について学んだこと、書きます!
遅くなりました!(土下座)
7月13日(土)、朝から2時間バスに揺られて、長崎に着いたと思ったら大雨。それまではワクワクしていたのですが、朝が苦手かつ雨が大っ嫌いなもんで。濡れるし臭いし、正直めんどくさいなぁとか思ってしまっていました。
しかし!そんな気持ちが吹き飛ぶくらい、講義とその後の懇親会も含め、楽しくて楽しくて一日が本当にあっという間に過ぎました。長崎に来てよかった!と心からえるくらい充実した時間を私たちに与えてくださった講師の方は、長崎大学の西田先生です。
西田先生は、音楽が大好きで、大学ではホルンを専攻していましたが、3年生のある日突然、音楽を聴くのも演奏をするのも嫌になってしまったそうです。音楽が大好きということに変わりはないのに、何故か音楽と上手く付き合っていけない。
そこで、捉え方を変えたそうです。音楽を音楽だけとして捉えるのではなく、「音楽と人とのかかわり」という観点から捉えることで楽になり、それが現在にも繋がっているといいます。
午後1時過ぎからの講義は、簡単な音遊びから始まりました。みんなで円になって手拍子したり、おもちゃをリズムよくパスしていったり、それだけでもう音楽になるということに早くも感動しました。ここでは、過ぎ去ったことは忘れるということを学びました。オーケストラとかでもそうだと思いますが、ミスがあっても途中で止まって流れを崩すというこをせずそのまま進行し、全体のまとまりを第一に考えることが大事なんだなと思いました。
あとは、楽器を用いた「なんでもバスケット」をしたり、3重の円になってみんなでテキトーに楽器を演奏したりしました。なんでもバスケットは久しぶりにやったから純粋に楽しかったです。演奏は、即興でも経験がなくてもそれっぽくなるということを学びました。今まで学校で習った音楽の授業では、楽譜に従って一音も間違えることなく楽器を演奏したり、歌を歌ったりしていたので、それが当たり前みたいな感覚が気づかぬうちにあったのだと思いますが、今回こうして自由に好きなように音を奏でるだけでもう音楽が完成されて、しかもそれに間違いも正解もないということに気付けたので、これでいいんだって今までの当たり前が覆されたような感じがしました。
休憩をはさんで次は、3つのグループに分かれて音楽づくりを行いました。手をたたく、手を2回たたく、足でドンってする、やすむ、の4パターンを16コ繋ぎ合わせてひとつのリズムフレーズを作り上げました。
シンプルなリズムの組み合わせを変えるだけで各グループごとに全く違ったものが出来て、それだけで面白いと思ったのに、声を出す、隣の人とハイタッチするなどのアクションを足すことでさらに個性が出ていて、とてもとても面白かったです。恥ずかさを捨てアホになること、それが自ずとやってやる!ていうやる気に繋がるし、何より心から楽しめると学びました。
体や頭をたくさん使った活動の後は、リラクゼーションを行いました。ゆったりしたBGMと共に疲れた体をさらさらさら~と癒しました。その日の疲れだけでなく、日々のストレスや疲労も少し改善されたような感覚でした。
再び休憩をはさみ、サウンドスケープを行いました。景色、風景のことをランドスケープというように、音の風景のことをサウンドスケープといいます。目を瞑って耳をすませ、”音”を聴きました。一番高い音、一番近い音、一番大きい音。日常には様々な音があるけど、こうして”音”だけに集中するのはなんだか初めてでした。
そのあとは長崎大学内を色んな”音”を聞きながらお散歩しました。 たくさんの音を聞くということだけを意識し、他にあまり何も考えずに歩くと、朝のイライラの元である雨にさえも風情を感じ、雨も悪くないなと思えるようになりました。また、二人一組になり、一人が目を瞑って歩き、もう一人がその人をリードするという形でお散歩しました。ここでは音よりも視界が遮られたことのほうが大きく、普段どれだけ視覚に頼って生活しているのかということが分かりました。だからこそ余計に耳を澄まして生活してみようという気持ちになりました。
教室に戻り、次はトーンチャイムを体験しました。ハンドベルに近いけど、ハンドベルよりももっと美しい音色を奏でるトーンチャイムの演奏は、眠たくなるくらい心地よかったです。自分が演奏する側に立ったときもそれは同じで、ずっと聴いていたいと思いました。
最後に、西田先生オリジナルソングで講義を締めくくりました。半日を共にした先生方とゆかいな仲間たち一人ひとりに感謝と「君は素晴らしい!」ってことを全力で伝えました。
講義を受ける前までは、音楽ってどういう風に学ぶんだろうと想像がつきませんでした。
manataro1112.hatenablog.com
講義を通して、耳を澄まして”音”を聴くこと、全身で”音楽”を表現すること、アホになって”音楽”と向き合うこと、様々なことを学びました。何気ない日常でたくさんの音と触れているのに、イヤホンして歩いてるのとか、雨嫌いって言ってイライラしてるだけとかすごくもったいないなと感じました。
風景を目で楽しむだけでなく、アーティストの曲をただ聴いて楽しむだけでなく、”音”や”音楽”ともっと密接に関わっていきたいです。
それではまた次回。
ジャケ買い・タイトル買いができたら「趣味は読書です」と言える
こんにちは。
塔村です。
えー、文学の最終回のこと、書きます!
遅くなりました!(土下座)
7月12日(金)なので、もう1ヵ月くらい前のことになってしまいましたが。。
講義を受ける前と受けた後で文学の印象はかなり変わりました。”難しい”というイメージは今もありますが、それでも難しいという感情を、文学を通して知ることができただけでもう学びだと石川先生は仰っていました。
また、無知な状態というのは危険だということも話されていました。勉強をするにしても「何が分からない」のかが「分からない」と答えは無数になるので、必ず解決しなければマズいということになります。
問いを立てて、答えを出そうとする前に「分からない」となるのと、問いに対して考えてそれでも「分からない」となるのでは、同じ「分からない」でも全然違います。最終結論としての「分からない」は貴重なのです。
ここでゼミ生何人かから講義を受けての感想を発表しました。
・文学は身近
・感想は多様だからこそ共有
・誰かになる経験が自分はどうか?と考える機会になった
・経験値が高められる
これに対し石川先生からは、突っ込みすぎても迷宮入りしてしまうから、一歩踏み込んだときの”楽しい”を大事にしてほしいというお言葉をいただきました。
たしかになー。私みたいなやつが文学極めたらわけわかんなくなってハゲそう。だから講義で少し触れてみて あ、意外と文学って楽しい みたいなこの感覚を大切にしたいと思います。
さて、ここからは石川先生が私たちに勧めてくださった本たちをご紹介したいと思います。
「グレート・ギャッツビー」 スコット・フィッツジェラルド
「ライ麦畑でつかまえて」 J.D.サリンジャー
ガリバー旅行記なんかはフランケンシュタインと同じで、聞いたことあるしなんとなく知ってるけど、ちゃんと読んだことないなぁと思ったので読みたいです。他の4冊は知らないけど、石川先生が講義を踏まえたうえで私たちのことを考えて勧めてくださったものなので、どれかひとつでもいいから読もうと思います。
あとはやっぱり自分が読みたい!と思う本を読みたいと思います。難しいからいい本とは限らないし、たくさん読めばいいというわけでもなく、時間がかかったとしても、少ない量だとしても、自分の価値観や考えを大切に読書と向き合っていきたいと思います。
言葉の面白さには、即効性と遅効性の両方があると石川先生はいいます。 今の自分にすぐにグッとくるものもあるし、反対にあとからジワジワ効いてくるのもあるので、焦らずに一つひとつの言葉を吸収してそこから色々考えられたらと思います。
文学は最初のイメージが難しそうとか、あまりプラスではなかったぶん、ギャップで面白さや楽しさが想像以上にありました。このような気持ちを知る機会を与えてくださった石川先生、そして森田先生には感謝です。本当にありがとうございました。
それではまた次回。
オープンキャンパスのスタッフ
こんにちは。
塔村です。
一昨日の8月3日(土)に福岡大学のオープンキャンパスがありました。私はスタッフとして運営に携わりました。
お客さんとしてもスタッフとしても福大のオープンキャンパスは初めての経験だったのですが、とにかく人の多さに圧倒されました。
高校生だけでなく、その親、そしてもちろん運営するスタッフたちもたくさんいるので、ピーク時はライブ会場みたいなカオスな状態でした。
私は他にアルバイトやインターンをやっていますが、ただ単にオープンキャンパスの雰囲気を味わいたくてスタッフに応募しました。事前研修会で名簿を見るとほぼ1、2年生で、あーやっぱ来なきゃ良かったなーと思っていましたが、同じ場所を担当する子がたまたま森田ゼミ生で、当日色んな話ができる!と思うと逆に楽しみになってきました。
連日とても暑いですが、その日特に暑さが厳しい中だったので、日陰とはいえ外でずっと立って案内をしているのは本当に疲れました。でも同じ担当の子と交代でこまめに休憩したり、色々話したりしたおかげで最後まで頑張れました。ありがとう(*^^*)
さて、何故今回こうしてブログに書くに至ったかといいますと、この経験を通して気付きがあったからです。
それは、私自身が福大をいかに知らないかということです。
福大は9学部31学科、2万人以上の学生を有するマンモス校です。私は商学部で主に2号館や1号館、A棟、8号館を利用しますが、他の利用頻度が低い建物は場所も、どの学部の建物なのかもあまり知りませんでした。オープンキャンパス当日、聞かれるのはだいたい建物の場所ですが、パッと答えられないものもありました。
持っていた案内図でなんとか乗り切れたので反省というよりは、福大の規模の大きさを改めて実感しました。
また、車いすを利用されている生徒さんに8号館の3階に行きたいとのお申し出があり、2階までは外のスロープで行けたのですが、3階へは階段を使うしかありませんでした。後からご両親がいらっしゃったので、問題なく行けたようで安心しましたが、もし本人が福大へ入学したら毎日大変な思いをするだろうなと思いました。同時に、普段何気なく生活している校内ですが、そういうことに気付けていない自分がいることに気付けたし、何より何もできないもどかしさが悔しかったです。
福岡大学の全ての建物にエレベーターをつけるべきだ、とかそういう意見を提示したいわけではなく、日常のささいなことにでも目を向けて、自分が出来ることは進んでやろうと感じました。例えば、 荷物を持っていてドアを開けるのが大変そうな人にドアを開けてあげるとか、本当に小さなことですが、出来るっていうかやれることはやろうと思いました。
短いですが、どうしてもアウトプットしたいと思って書きました。
それではまた次回。
あー夏休み
こんにちは。
塔村です。
みなさーーーん
おひさしぶりでーーーす
何故こんなにテンションが高いかって?
実はですね、ついさっきテストが終了しまして(色んな意味で)、この私も夏休みに突入したからなんですっ\(^o^)/ 結果はどうであれ、今年も充実した夏にするぞー!
ということで今回は、この夏の目標をブログにしていこうと思います。
まずは箇条書きで☟
・本を2冊読み切る
・ブログを3日に1回書く
・自炊を頑張る
・英検準一級合格に向けて勉強する
・キングダムを読む
・学チャレを進める
・旅行、遊び以外では極力お金を使わない
上から順にいくと、本読むって何回言っとんねんって感じだけど、せめて2冊読み切ろうと思います。読書が大の苦手な私はどうやったら本って読めるんだろうと思い、ある方に聞きました。すると、全部読もうとするから時間かかったり途中で嫌になったりするんだよね。今の自分に必要なところだけを目次とかで探して読んで、あとあと他の箇所が気になったら、またその部分だけ読めばいいんだよ。と教えてくださいました。そういうやり方でいいんだ!って新たな理解が生まれました。だから、気になった本はとりあえず色々手をつけて部分読みして、これだけは読みたい!って本を2冊読み切るという目標を立てました。無理のない程度に2冊。
次に、ブログです。本来ならばテスト前に書き終えなければならなかったブログたちが溜まっているので、それらをさっさと終わらせ、下書きにも書き途中のブログたちが溜まっているので、3日に1回の頻度で書こうと思います。毎日投稿!って言いたいところだけど、絶対に続かないと分かっているので、できる範囲の頻度でやっていこうと思います。
次に、自炊!テスト期間あるあるかもしれませんが、普段やらないことが無駄にしたくなる症候群になりまして、料理や掃除をテスト勉強よりも頑張っちゃってました。笑 これを機に料理の幅を広げていければなと思います。今せっかくレストランでアルバイトしているので、盗めるもんは盗んで、自分のスキル向上に繋げたいと思います。
次に、英語の勉強です。昨年英検準一級を受けましたが、見事に一次試験で不合格。10月頭に試験があるので、それに向けてコツコツ取り組んでいこうと思います!合格すればマミーと同じ!がんばるぞー!
次に、キングダムを読むこと。みなさんもご存知の通り、アニメ化や映画化された大人気の歴史漫画です。東洋史の講義でキングダムに触れることがあって、知ってはいるけどちゃんと読んだことないなーと思ったり、最近になってようやく歴史を学ぶことに対する意欲が湧いてきたりして、とても興味があります。中学生のときは、過去の出来事とか人物のことなんか知ってなんの意味があるの?と思っていたけど、海外の方に聞かれたり、目上の人と話したりするときに、歴史をほとんど知らないということに恥ずかしくなり、学びたいと思うようになりました。日本のことから知るべきなんだろうけど、今流行りっていうのもあるし、何より兄弟3人のキングダム話に1人だけ置いてけぼりにされてついていけないのがとても悔しく、同時に寂しいので、実家に全巻揃っていることだし、キングダムを選びました。
次に、学チャレです。以前ブログにも書いたように、福岡大学でレジ袋削減対策を実施します。夏休みが終わった9月半ばに実践する予定なので、それに向けてのポスターやチラシの作成などを進めていきます。選ばれて嬉しいけど、その分プレッシャーも大きいです。全国的にも注目されているレジ袋問題に、福岡大学が先駆けとなって貢献できるよう力を入れていきたいと思います。
最後に、お金です。9月、10月、11月、12月と旅行の予定があるので、特に8月は極力お金を使わず無駄なものは買わないようにします。Twitterかなにかで見たけど、将来の自分に対する投資とただの浪費では同じ”お金を使う”でも全く意味が違う、と。私は、旅行は投資と捉えているので、それに対してお金をかけるのには全く抵抗がないし、むしろどんどん使っていきたいです。だけど、コンビニでお昼ご飯を買ったりとか、つまらない飲み会に参加したりするのは時間もお金も無駄だと思っているので、あまりお金をかけないし、今後もそうしないつもりです。だから、夏休みはほぼ毎日インターンでお世話になる予定だけど、めげずにおにぎり持っていきます。笑
こうしてブログに書いたのは、公表することで自分にプレッシャーをかけるためです。勉強に仕事に遊びに全力で、充実した夏休みを過ごしたいと思います。
それではまた次回。
マインドマップ ~音楽~
こんにちは。
塔村です。
文学を学んだ次は、音楽!
音楽の授業は、長崎大学の西田先生が教えてくださいます。ということで、今から長崎に行ってきます。
事前課題として、マインドマップを作成しました。マインドマップとは、ノート術のひとつで、紙の中心に主題を書き、そこから放射状に線と字を書いていきます。アイデアを出しやすくなったり、記憶力が上がったりというメリットがあります。
「音楽とは?」「私と音楽の関わり」「人はなぜ音楽するのか?」など、様々な視点から音楽を掘り下げてみました。
こうして改めて考えてみると、音楽と一言で言っても幅が広いし、音楽聞いて楽しい!というだけではない色々な感情や背景が混じっているなと感じました。
そのあと、グループでマインドマップを見せ合いっこし、音楽について語り合いました。中でも印象に残っているのは、音楽の未来についてです。
私の両親の世代の曲は、575に合わせた歌詞で分かりやすかったり、メジャーキーを使った頭に残りやすいメロディーだったり、多くの人に愛されやすいイメージがあります。一方、最近の曲は、独特なリズムや無理矢理メロディーに詰め込んだ歌詞など、多くの若者からは支持されているものの難しいイメージがあります。そのため、将来的にはもっとわけのわからない難しい曲ばかりが生まれるのではないかと私は予想しました。しかし、グループで話し合ったら、服のトレンドも一周回って昔のスタイルが流行っているように、音楽も今よりシンプルなものになるのではないか、という結論に至りました。自分では思いつかなかったことがみんなで話すとポンポン出てきて、考えを共有することは自分の幅を広げるという意味で改めて大事だなと感じました。
また、他のグループのマインドマップを見ても面白い発見がありました。私達のグループは、先述したように「どんな曲が流行るか」という視点から音楽の未来を捉えましたが、あるグループは、「将来子供に音楽をさせたいか」という視点から捉えていて、グループ単位でこんなに違うんだーと思ったし、自然とグループのメンバー同士が同じ方向から一つのことを考えていて以心伝心スゴイと思いました。
どんな授業なのか全然予想がつきませんが楽しみです!
それではまた次回。
自分の考えを整理してみた
こんにちは。
塔村です。
先週金曜日のゼミは、文学の回の第二回目でした。前回考えた課題についてさらに考えました。
manataro1112.hatenablog.com
①人間(クローン人間)を作り出すことの是非
私は前回ブログにも書きましたように、クローン人間を作り出すことに対して反対です。理由は以下の3つです。
この考えをゼミの友達と共有し合いました。それをもとに分布表を作りました。
私は「反対」の意見しか持っておらず、友達が「賛成」の意見を言ったとき、うわぁ!って鳥肌が立つほど驚いたし、なるほど!と思いました。それは、今、クローン人間が当たり前ではない世の中だからクローン人間への抵抗があるけど、もし、すべての人間がクローン技術により誕生する世の中だったら、私たちが感じているこの抵抗が逆のものになるのではないかという考えです。生命の誕生は愛の結晶によるものだということへの違和感を感じる世界だったら、クローン人間を否定することはできなかったに違いありません。伝わっているかは分かりませんが、私はとても納得しました。
これはクローン人間にだけ言えることではないと思います。人は当たり前のことに対するギャップを敏感に感じる生き物です。特に生まれ育った環境は非常に影響すると思います。カルチャーショックとかジェネレーションギャップは当たり前を覆されたから驚きが生まれるわけで、どちらが(何が)正しいとは言い切れません。だから、違う何かにぶち当たってもそれを受け入れる姿勢を持つことが大切だと感じました。
石川先生や他のゼミ生の意見には、少子高齢化や人手不足などの社会問題への貢献に繋がる、事故や生まれつき身体に障害がある方のためのスペアパーツとなるという客観的・賛成の考え、自分の仕事を丸投げできるという主観的・賛成の考え、命の価値が薄れるという客観的・反対の考え、人体実験などに使われる、理想的に育つか不明、殺されるかもしれないという主観的・反対の考えなど様々で、自分では思いつかない意見を知ることが出来て勉強になりました。
先ほどの写真のように、自分の考えを分布することで自分が分かるようになります。私には客観的にも主観的にも賛成の考えが欠けているということが分かります。このように考えを分布することは、論文を書く時や議論を行う上でも重要になってくると学びました。論文は、根拠や自分の考えが大事なので、4つの要素が含まれていることが理想だといいます。また、議論では、自分や相手の意見がどこに当てはまるのか?ということを意識しながら行うとより深まるといいます。
②自己肯定感はどうすれば(どのように)実感できるのか
こちらも、以前ブログに書いた内容とほとんど同じで、自己肯定感を実感するためには、人との関りが大切であり、思いやりの心を持つことを忘れないことが大事だと思います。
しかし、授業で改めて考えたとき、ふと哲学の回を思出しました。自己肯定感を実感したいがために相手を思いやるのは、相手のためを思って何かしているようで、結局は自分のためなのではないか?という考えが生まれました。いや、そんなことはない、本当に相手を思いやっていると考えても何とでも言えるし、キリがありません。そう思うと明確な答えは出ないまま今もモヤモヤしています。
だからここでは他のゼミ生の意見を紹介します。
・過去の経験などから自分自身で作った枠組みの中→自分の評価、外→他者からの評価
・人から良い点だけ言ってもらう。褒めてもらう。
・自分次第。自分がどう思うか。自分が良ければOK
・自分で自分を褒める
・厳しい他者から褒められる。
・他者から頼られる。
・責任を持つ。
・存在を認められる。(「いてくれてよかった!」と言われたとき。)
・出来なかったことが出来るようになったとき⇒達成感
・経験と環境→ちょうどよいバランスで初めて生まれる
自分がどう思うかだ!という意見や、他者が関わっているという意見など、1つの質問からこんなにもたくさんの考えが生まれて凄いと思ったし、どれも興味深かったです。
石川先生が仰っていましたが、人はみんな認められたいという欲求を持っていて、それはフランケンシュタインに出てくる登場人物たちも同じだと。その中でどう他者と関わり、自己肯定感を獲得するのか。考えは様々で深く考えるほど答えはでない!ですね。
グラレコ風にまとめたやつ☟
また明日もよろしくお願いいたします。
それではまた次回。