先週の続き
こんにちは。
塔村です。
先週の続きでございます。
ペルソナ作成に相変わらず取り組んでいます。というか苦戦しています。
私たちがお手本にしていたペルソナはどうやら詳しすぎたみたいなので、こちらのペルソナを参考に改めて考えていくことにしました☟
今週の木曜日にまとまったのが以下の3つ。
『その人がサービスを利用するに至った経緯』
軽い気持ちでマラソン大会にエントリーしたところ、当選してしまったため(まるでどこかの誰かさんのよう)、練習を開始。用具を揃えるためネットで検索したらヒットしたため来店。
→知人からの紹介の方が信憑性があり、サービス利用に繋がる事が多いと思われる
→このペルソナは全くの初心者とし、だとしたらネット検索するくない?という話に
→インタビュー記録からもネット検索で来店する人は多くみられた
→実際に大濠公園ランニングショップを検索したら2番目にヒット
→ネット検索でヒットしても正直5番目以降くらいは見ないよね~
『サービスを利用することによって得られるUX』
専門店という肩書きから得られるお店の安心感。
→大型店と比較すると高価格なものばかりだが、その分安心感が得られる
→スタッフさんの専門知識も非常に参考になる
→でも、最初から専門店に来る人はそんなに多くない気がする
→最初から専門店に来る人は、時間やお金に余裕がある人というイメージ
→そうでない人は大型店で一度失敗(?)をし、専門店で新たに買うというイメージ
ex) 気軽に始めたランニングでとりあえず用具を揃えるため、ノーブランド、低価格で購入。しかし、ハマりだして回数を重ねるうちに身体への影響や記録を気にして機能性の高いものを求めるように。少し高くても専門店へ。
『ステークホルダー』
店員、口コミ
→『=意思決定に関わる利益共有者』だから、口コミ?
→口コミが購入を左右することが多い気がする
→このペルソナはネット検索で来店したというのも関係している
ペルソナを2、3人作る予定ではいますが(間に合うかな)、今考えているペルソナは、経済的・時間的に余裕のある30代独身男性という設定。そのため初心者ではありますが、はじめから専門店に来店。
話し合う中で、やっぱりみんな一度失敗や挫折を経験しないと専門店にはなかなか来ない。それがあってこそ、専門店への来店動機や信頼度に繋がる。と盛り上がりました。
たしかに、専門店の良さをはじめから分かっている人って少ないんじゃないかなと思います。何かしらの経験があって「もっと自分に合ったシューズが欲しい」という思いになり、はじめて専門店に訪れるという流れが大体の人にあるのではないかと思います。
そこをどうやって最初から専門店に来てもらえるようにするか。今後話し合っていく必要があります。
そしてここからは、ゼミの前半にインフォバーンの田汲さんからお聞きしたお話しについて書きます。インフォバーンという会社の存在を知ったのはこの時で、会社について田汲さんが説明してくださいましたが、情報量がありすぎて、、一言でいうと「いろんなことをしている会社」です。(雑でスミマセン。。)
私が田汲さんのお話の中で一番響いたというか心に残っているのは、田汲さんが過去に”架空のカフェの店長として毎日ブログを更新していた”ことです。
まるで本当に自分がカフェの店長をしているかのように、身近な場所や人物を用いて数年間書き続けたそうです。そうするとそれを見ている人から、どこにあるんですか?とか行ってみたいです!といったようなコメントまでもらうように。田汲さんはそれに適当に答えて、決して”架空のカフェ”ということは明かさなかったといいます。
ある日、田汲さんのもとに一通のメールが。見知らぬ男性から「私は今人事部で働いていますが、本当はカフェで働きたいと思っています。毎日読ませていただいており、ぜひ今度カフェに伺いお話を聞きたいです。」といった内容でした。
その方の本気度ぶりにこりゃ困った、直接謝るしかないと思い、田汲さんはその方と会いました。真実を伝えると少しショックを受けていたそうですが、「これからも読み続けます!楽しみにしています!」と言われ、その後も”架空のカフェの店長”として書き続けたといいます。
今年に入り、ふとFacebookを開くと、見覚えのある名前が。その方のページを覗いてみるとそれはあの男性で、なんと海外でバリスタになっていたのです。
田汲さんは現在人事で働いており、元カフェの店長(架空)。
男性は現在カフェで働いており、元人事。
これを聞いたとき震えました。架空とはいえ日々の積み重ねが誰かの何かを変えたという。こんなことってあるんですね。
影響力ってすごいなあ。
私も人から影響力をもらったり、人に影響力を与えられたりできるようになりたいです。
それではまた次回。