まなたろぶろぐ

福岡大学卒 社会人2年目

「はたらき方の未来・オフィスの未来」を考える講座&ワークショップ

こんにちは。

 

塔村です。

 

昨日、こちらのイベントに参加してまいりました。
workmill.jp

 

「はたらき方の未来・オフィスの未来」というテーマで講座とWSが行われた場所は、株式会社オカムラさんが運営する共創空間、 Tieです。椅子や天井、独特な壁など全てがオシャレ、、!と思いました。イベント開催前にオカムラのオフィスも見学させていただいたのですが、オフィスレイアウトの事業をされているということもあり、細かいところまで業務の効率化社員のことを考えた工夫が施され、感激するばかりでした。実際に椅子に座らせていただいたり、昇降テーブルを動かして見させていただいたり、貴重な体験でした。

ちなみに、株式会社オカムラ福岡大学の図書館やトイレのデザインも手掛けておられるので実はご縁があるんです。

okamura.co.jp

 

ところで、そもそもプレ金大学とは、というところなのですが、経済産業省が推進しているプレミアムフライデーはご存知かと思います。プレミアムフライデープレ金)には、早めに仕事を切り上げて食事やショッピングなどを楽しむことの他に、会社とは違う知的刺激に触れる機会を増やすことも目的の一つとされており、それに沿った社会人向けイベントが「プレ金大学」と呼ばれています。開催日は必ずしも月末金曜日とは限らないようです。

 

 

イベントの前半は、「みんなで創るはたらく場所論」について株式会社オカムラ米村さんと森田先生によるトークセッションが行われました。

 

米村さんからは、オフィスの起源時代の流れと共に変化するオフィスについてお話しいただきました。経営心理学という講義でテーラーの『科学的管理法』を学んだので、森田先生のように友達感覚であぁテーラーね、とまではなりませんでしたが、ん!なんか聞いたことあるぞと学びなおす良い機会となりました。また、日本は人口減少に伴い、労働人口も著しく減少しています。その影響で、労働者を統括するスタイルである従来の”オフィス”ではなく、個々を尊重した多様性が近年着目されています。このように働き方は変化し続けているのです。

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森田先生は、ビジネス環境の変化についてお話されていました。ビジネス環境の変化には、①デジタルトランスフォーメーション、②フィンテック、③モノからサービスへの3つがあります。ビジネス環境の変化とは、ゲームチェンジとも言い換えられます。f:id:manataro1112:20190531002407j:image
ゲームチェンジ、つまり稼ぎ方を変えるということは、”知の進化””知の探索”両利きの経営が必要となってきます。知の進化とは、現在やっていることの改善であり、知の探索とは、新しいことを探すことです。多くの日本企業は、知の進化は得意だったり、力を入れていたりするのに対し、知の探索はなかなか出来ていないという傾向がみられます。私が生きている20年の間にも様々な変化があるように、この先も時代は大きく変わります。その変化に対応するためには知の進化だけでは難しく、知の探究も重要となってきます。

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後半は、お二人のトークセッションをふまえて、各テーブルでアンカンファレンスを行いました。アンカンファレンスとは、参加者がそれぞれ話し合いたいテーマを出し、対話をすることです。聞くというインプットだけでイベントを終わらせるのではなく、アンカンファレンスを用いて聞く→考える→話すという流れを作り、学びや気づきを増やし、次に繋げます。

 私たちのテーブルでは、株式会社地域環境リノベーション計画の松口さんと株式会社レイメイ藤井の桐島さんと「知の探索とオフィスのあり方」について話し合いました。私はなかなかアイデアが浮かばず、最初はずっと黙っていたのですが、桐島さんが「コワーキングスペースを活用するのはどうか」とご意見を出してくださり、おかげで円滑に話し合いを進めることができました。

私はコワーキングスペースの受付のアルバイトをしています。本当に様々な業種の方が利用されているのを見ているので、コワーキングスペースを活用することは幅広い分野の方々を知る良いきっかけになるのではないかと思いました。また、イベントに参加することで新たな出会いが生まれ、その出会いがさらに新しいネットワークを築くことも予想されるので、そういった”社外との繋がり”が個々や会社全体の”幅を広げる”のではないかと考えました。

松口さんが、「いつでも探究ができるように準備をしておくことは、いつでも良いバッティングができるよう素振りをするのと同じ」と仰っていて、まさにそうだなと思いました。それは、今の自分にも置き換えられることでもあり、非常に共感しました。商学部だけど、哲学やら旅やら教養を学んで、引き出しをいっぱい作っておく。それがいつ役立つかは分からないけど、急にそれらが必要になってもその時に学ぶんじゃ遅いから、今のうちからコツコツためておくことが必要なのです。

自分には関係ないとか、興味がないからといって何もしないのではなく、社外との繋がりを積極的にもち、自分の幅を広げることが、知の探究に結び付くのではないかと考えました。社外との繋がりや幅を広げる場は、家と会社・学校以外のサードプレイスと呼ばれる場所であり、それがまさにTieなのではないか!という結論に至りました。

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私のような大学生でも、今回のイベントのように様々な業種の方々とお話をする機会があるのは本当に有り難いことだと思います。今後も積極的にTieさんを活用させていただいたり、他にも色々な場所に出向いたりして、自分のなかの知の探究を向上させたいと思います。

 

社会に出て働くという経験が未だ無いため、難しいテーマではありましたが、株式会社オカムラさんをはじめ、参加者の皆様にはこのような貴重な体験をさせていただき感謝致します。ド下手なグラレコにもお褒めのお言葉を頂き大変恐縮です。

 

それではまた次回。

「自然」を巡った世界一周トークライブ

こんにちは。

 

塔村です。

 

昨日、TABIPPOさんが運営するこちらのイベントに行って参りました。

tabi-daigaku.jp

 

(しつこいくらい何回も言ってるけど)私は旅が大好きです。そしてちょうど今ゼミで旅について学んでいるということもあり、参加してきました。

 

まずはじめに、参加者同士でアイスブレイクを行いました。学生がほとんどでしたが、社会人の方も何人かいらっしゃいました。参加者のこのイベントへの参加理由は言うまでもなく「旅が好きだから」ですが、何を目的として旅をしているか、という部分についてそれぞれ自己紹介とともに話しました。

旅の目的、つまり、自分の好きなことです。トマトが好きでスペインで開催されているトマト祭りに行きたいという方や、食べることが好きだから各国の料理を楽しみに旅をしているという方。みんなそれぞれ自分の好きを分かっていて、それを目的として旅をしているんだなぁと感心しました。

一方で私は、今まで目的を持って旅をしたことがないと気づき、その場でハッキリと答えられませんでした。食べることは好きだけど、旅の一番の目的というわけではないし、人と違ったことをするのが好きだけど、旅ではありきたりなことしかしていないし。でも唯一、旅をするときに共通しているのは、ショットグラスを買うことです。自分へのお土産として買って玄関に飾っています。ただの自己満?趣味?だから旅の目的と言えるのか分かりません。

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この時間を通して、旅をすることに意味をもって旅をしたいと思いました。もちろん、今までの旅にも学びや気づきはありました。しかし、目的や好きがあれば、今までの考えがより深まったり、価値観や行動に変化が起こるのではないかと感じました。

 

つぎに、TABIPPOの社員、平野さんよりTABIPPOの説明がありました。大学一年生のとき、友達の先輩がタビイクを利用して海外に行ったという話を聞き、とても興味を持ちました。お金や時間の関係で結局はタビイクにお世話になることはありませんでしたが、私はそこからTABIPPOのことを知りました。

TABIPPOは、タビイクの他にもTABIPPO.NETという若者向けの旅行WEBメディアを運営していたり、本やグッズを販売していたりと様々な事業を展開している会社です。その中でも私が一番魅力を感じたのが、旅人採用です。旅人採用とは、旅人に特化した就職・転職支援エージェントです。ただ旅行をするのと少し違うバックパッカーなんかは、就職活動に必ずしも有利かといえばそうでもないのが現実です。しかし、旅人が培った経験や知識は豊富で、それらを活かせる場は誰にでもあるはずです。それをサポートするのが、この旅人採用です。新しい発想だし、絶対にニーズがあるよなぁと思いました。

 

そしていよいよ、トークライブが始まりました!今回、「自然を巡った世界一周トークライブ~自分の好きだけを追った45日間の卒業旅行~」というテーマでお話してくださったのは、斎藤さんです。

斎藤さんは、TABIPPOが運営するDREAMという世界一周プランニングコンテストに見事優勝し、今年の春、世界一周の旅から帰国されました。私は、DREAMを以前他のブログで知り、こんなコンテストがあるんだー!と驚きました。このコンテストに出る人たちは、熱意が凄くて私なんかとは住む世界が違うんだろうなぁと思っていたので、実際に優勝者の斎藤さんが目の前にいるのはとても不思議な感覚でした。

YouTubeでDREAMの様子を拝見させていただき、斎藤さんの世界一周の旅にかける想いを知りました。

youtu.be

アクションを起こすキッカケは、いつどこで生まれるか分からないし、そのキッカケを活かすか活かさないかは自分次第だということを学びました。

 

45日間で世界一周と聞くと短いように思うかもしれません。しかしこの45には特別な意味が込められています。それは、斎藤さんのお父様が最大限取得できる休暇の日数です。どういうことかと言いますと、斎藤さんは、お父様と一緒に世界一周をされたのです。なんて素敵なの!

タイトルにもありますように、「自然」を巡った世界一周の旅。「自然」は斎藤さんの好きなものであり、その好きなものを好きな人(お父様)と共に巡る、なんとも素晴らしい旅です。アイスブレイクの時も感じましたが、自分の好きが溢れる旅って良いですね。

 

最後に、平野さんと齋藤さんへの質問タイムがありました。冒頭で平野さんが、トークライブに参加するうえで、主体性を持つことについて話されていました。講義やゼミ、イベントなどでいつもそれを心がけているつもりですが、ついつい”ただ聞いているだけ”になってしまい、質疑応答の時間にハッと思い出すというのをやりがちです。”問いを立てながら相手の話を聞く”というのは決して簡単ではありませんが、費やした時間を無駄にしないためにもとても重要なことだと思います。

私は旅をするとき、クレジットカードと日本円、現地のお金を持ち歩くようにしています。お話を聞いていく中で、世界一周ともなるとどうやってお金の管理しているのだろうという問いが生まれたので心臓をバクバク鳴らしながら聞きました。

平野さんも斎藤さんもSony Bank WALLETを利用しているそうです。海外のATMでお金を引き出せるので、わざわざ換金してから行く必要も、余計な現金を持ち歩いて不安になることもなく、大変便利ですね!

また、お二人はドルを必ず持って行くと仰っていました。英語が世界共通語であるように、ドルも何かと使えるんですよね。空港なんかは特に!たしかに持っておくと安心なので私も今度から持って行くようにしよう、と思いました。

昨日は、ひとつでしたが、自分の中で問いを立てられ、それをきちんと伺うことができたので良かったです。また、こうして気づきや学びを残すことについても平野さんが話されており、ブログを書くことの大切さを再認識しました。

 

 

とても有意義な時間を過ごすことができ、思い切って行って良かったです。

平野さん、斎藤さん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。

TABIPPOさんのイベントにぜひまた参加したいです!

 

それではまた次回。

行ったとこ、行きたいとこ

こんにちは。

 

塔村です。

 

ゼミで教養を学ぶ第一弾として始まった哲学の講義も終了し、今回から第二弾「旅」について学んでいきます。私は旅が大好きなので、特にこの回を楽しみにしていました。まず、講師の方をお招きする前に事前準備を行いました。

 

両親が旅行好きという影響もあり、小さいころから国内外問わず、たくさんの場所に行きました。記憶がない頃も含めて今まで行った場所をあげます。

 ・行った場所

国内:岩手、福島、群馬、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡、岐阜、富山、愛知、滋賀、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、山口、福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄

海外:カナダ、アメリカ、フランス、イタリア、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドシンガポールインドネシア、韓国、マレーシア、台湾

 

国内は、地元の茨城以外で30都府県行きました。行った場所より行ったことない場所を書いた方が分かりやすかった説。笑 海外は、父の仕事の関係でカナダに1年間住んでいた時に、アメリカやイギリスに行きましたが、当時ベイビーだった私は記憶が全くありません。記憶があるときに行った国の数でいうと、9か国になります。そのうち、オーストラリア、韓国は3回ずつ行きました。

 

こうして改めて振り返ると、けっこうな時間とお金を旅に費やしているなと思います。しかし旅はそのくらい価値のあるものと私は思っているので、今年は夏にマカオ、年末年始にカンボジアに行きます。

 

 

次に、旅で感じたこと、そこから学んだことを書きます。国内旅行でももちろんあるのですが、やはり海外での様々な経験は国内旅行以上に感じるものがあるので、今回は海外での旅に焦点をあて、その中でも印象深いエピソードをあげていきます。

・感じたこと、そこから学んだこと

フランス:フランス語で話しかけてくる人々

現地の方たちは、日本人とは分からなくとも、確実にアジアな顔の私にさえフランス語で話しかけてくるのです。私はこれに非常に感動しました。何故かというと、容姿だけで判断することに違和感を感じるからです。多くの日本人は、外国人、特に欧米の人を前にすると、英語で話さなきゃと思ってしまいがちですよね。大学一年生の私もそうでした。国際寮で生活していたのですが、最初のイベントでお花見があり、集合写真を撮るとき留学生と隣になりました。ちょっとぶつかってしまったので、とっさに「sorry」と謝りました。それを聞いた留学生は「気にしないで」と言いながら、隣の友達に「あはは。英語で話しかけられたんだけど。」みたいなこと話していました。たしかその留学生はフランスかイタリアのヨーロッパ圏出身で、母国語が英語ではありません。さらに、日本語を勉強しに日本に来ています。それなのに英語で謝ってしまいました。見た目だけでそうやって接するのはとても失礼なことだなと反省しました。日本にくる外国人観光客の中には日本語がペラペラな人もいます。また、外国で生まれ育ったけど、現在日本に住んでいて日本語を学んでいる人だっています。ハーフやクオーターで見た目は日本人ぽくないけど、日本語しか話せない人だっています。このように見た目じゃ分からないことがたくさんあります。フランスで私が受けたように、その国の言葉で話す、それが気持ちの良いコミュニケーションの取り方だと感じました。もちろん、私はフランス語は話せません。だけど、話しかけられてからフランス語が分かりませんと言えば、相手も英語に切り替えてくれます。そうやって段階を踏んでいけば何も問題は無いのです。

 

台湾:人の優しさ

人の優しさを感じたのは、今まで行った国のなかでも台湾がダントツです。ぶっちゃけそのようなイメージがなかったので、余計に感動しました。2日目に今激アツなタピオカドリンクを買って写真を撮ろうとしていた時のことです。買った直後だというのに、友達がそのタピをぶちまけてしまいました。一口も飲んでいないタピとのお別れは非常にショックなもので、二人で萎えていました。するとそれを見ていた店員さんが新しいのをタダでくれたのです!シェイシェイ言いながらぶちまけたタピたちをティッシュで片付けていると、隣に座っていたお姉さんがポケットティッシュをくれました!さらに、3日目、九份からバスで帰ってくる時のことです。運転手さんに料金を払うのですが、お釣りが戻ってこないシステムで、私たちはピッタリ持っていませんでした。困っていると、近くにいたお姉さんたちが、どこまで行くの?と話しかけてくれました。目的地を伝えると、お姉さんたちも同じところに向かうとのことで、着いたときに返してくれればいいからバス代立て替えるよ!と言ってくださったのです!!着いてからも、切符の買い方やどの電車に乗ればよいかなど、最後まで親切にしてくださいました。他にも、英語も日本語も話せないおじいちゃんが一生懸命道案内をしてくれたり、ワンちゃんと写真撮っていいですか?と尋ねたら飼い主さんが良い写真を撮ろうと必死になってくれたり。本当に本当に皆さん優しくて、感謝しかありません。ゼミの友達は、スペインで切符の買い方を教えてくれた人から金を請求されたと話していました。また、日本人だったら親切の前にどうしても恥ずかしさがあると思います。しかし台湾の人々はそういった自分の利益を考えることや人の目を気にする様子など一切なく(哲学は置いておいて)ナチュラルに優しく、その優しさに何度も救われました。

 

マレーシア:タクシーの運転手

去年の夏にマレーシアのペナン島に行きました。空港からホテルまでタクシーを利用したときのことです。タクシーの運転手さんの頬には大きなたんこぶのようなものがありました。それを見て、マレーシアでは、みんなが平等に職に就く機会が与えられ、現地の方はそれが当たり前のように過ごしているという環境に、日本もこうあるべきだなと学ばされました。

 

韓国・台湾・マレーシア:値切ってなんぼ

東南アジアの国々では、値切る文化が存在します。現地の人は特に、ザ・観光しにきました!という日本人に対して高い値で売ってきます。何も知らないうえ、日本に比べて物価が安いので、言われるがまま買ってしまいがちです。マレーシアに行ったとき、同じく観光に来ていた韓国人と出会い、共に旅をした時のことです。屋台でお土産を買おうとしていたとき、その韓国人が現地のおばちゃんに値段交渉をしていて、すんなりと成立していたのを見て、すげー!そんなことができるんだ!とビックリしていると、韓国ではフツーだよと言っていて、むしろ日本の文化に驚いていました。それからというもの私も値切りまくっています。笑 同じモノでもなるべく安く手に入れる、そしてそれが現地の人とコミュニケーションを深めるきっかけとなることは、旅ならではの収穫だと思っているので、私は積極的に行い限界まで粘ります!笑 これが意外と楽しいんですよ。満足感も得られますしね。

 

ついつい語っていたら長くなりました。ついでに、今までの旅ブログもよかったらぜひご覧ください!! 

manataro1112.hatenablog.com

 

ゼミでは、自分が行きたい場所についても考えました。さらに長くなりますが、理由と共に書いていきます。

・北海道→美味しい海鮮丼を食べたいから。

・島根→”塔村”のルーツを知りたいから。

・四国→四国は4県とも行ったことがなく、どこも魅力があり面白そうだから。

ギリシャサントリーニ島に行きたい!

デンマーク→国民の幸福度ランキングが常に上位だと聞き、気になっている。

バチカン市国→世界一面積が小さい国!

・タイ→タイ料理が好きだから。トゥクトゥクに乗りたい。

・アフリカ(モロッコケニア)→海外の中でも日本とのギャップが一番激しそうだから。

ボリビア→ウユニ塩湖。死んでも絶対行きたい。

・メキシコ→料理が美味しそうだし、現地の人のノリが良さそう。

ニュージーランドマオリ(原住民)の音楽がとても好きだから、もう一度行きたい。

 

ゼミの友達が国境を跨ぎたい!という理由からオランダとベルギーに行きたいと言っていて、旅の目的が面白いと思いました。そういう観点を持って旅をするとまた違った世界が味わえるのかななんて思います。特に日本は島国で国境という概念がまずないので、実際にどんなものなのかとても興味があります。

 

 

次回お越しくださる講師の方は、世界中を旅しているという嶋田康亮さん。やっぱり気になるのが、今まで行った中で一番良かった地域(国内・海外)ですね。食べ物、文化、人々、自然、いろいろな観点から総合してココは行くべき!というところを伺いたいです。あとは、旅をするときに心得ていることとか。例えば、コレは絶対持って行くとか、コレは絶対調べてから行く、とか。気になります。

 

どんなお話が聞けるのかワクワクです。

 

それではまた次回。

 

P.S.このまえ火事があったノートルダム大聖堂。行っておいて良かったけど、あのニュースは衝撃でした。
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NO MORE レジ袋

こんにちは。

 

塔村です。

 

この度私は、「学生チャレンジプロジェクト」(以下学チャレ)というものに応募しました。学チャレは、学生の自発的な企画を福岡大学が支援するという取り組みです。

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創立75周年を記念して2005年に設けらた歴史あるプロジェクトですが、私は学チャレの存在自体を知りませんでした。今年4月ごろ何気なくFUポータルを閲覧していると、この学チャレの募集要項が目に入り、なんだこれは!やりたいという気持ちになりました。

 

過去のプロジェクトを参考にすると、本当に様々なジャンルから学生が考えた独自の活動をしており、私は何をしたいんだろう、どんなことだったら意味のあるプロジェクトになるだろうと考え、悩みました。このプロジェクトは、大きな規模になることに加え、長期的なものになるので、本当に自分がやりたいことではないと説得力も持続力もないなと思いました。

 

そこでふと、以前から私が気になっていたことを思い出しました。これだぁぁあああそれは、レジ袋についてです。福岡大学内で使われるレジ袋は、ほとんど綺麗な状態ですぐに捨てられてしまっていて、すごくもったいないと見るたびに感じていたので、その無駄を少しでも減らせないかと考え、「NO MORE レジ袋」と題して、レジ袋の削減対策に取り組むことに決めました。

 

最初はこのプロジェクトに一人で取り組もうとしていました。何しろ私はリーダーシップの欠片もなく、先頭に立ってみんなを引っ張っていく自信などなかったからです。さらに、ただただ自分がやりたいと思っている、内容のふわふわしたものに、誰かがついてきてくれるのかなという不安もありました。

 

しかし私は、このプロジェクトで福岡大学を変えたいと思うのと同様に、これを機に自分自身も変わりたい、そう強く思いました。森田先生の後押しもあり、一緒に活動してくれるメンバーを募ると、なんと4人も手を挙げてくれました。本当に本当に嬉しかったです。私と同じ気持ちでプロジェクトに参加してくれるというのはもちろん、メンバーがいてくれることによりアイデアの幅も広がって、話し合いもプレゼンの準備も円滑に進められたので勇気を出して誘ってよかったなと思うし、みんなには本当に感謝しています。

 

 

さて、すごく前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。本日の放課後、プレゼンテーションによる選考を終えました。

 

私たちの案をざっくりとご紹介します。

【プロジェクト名】NO MORE レジ袋

【プロジェクトの背景】環境問題、世界のレジ袋削減対策、レジ袋の寿命

【プロジェクトの目的】グローバル人材の育成、環境問題への取り組み、コスト削減

【対策】①レジ袋セルフサービス、②運搬用カゴの設置、③いる人・いらない人に分列、④レジ袋に印刷(メッセージ性のある文字やイラストなど)

【予想される成果】学生のレジ袋に対する意識の変化、レジ袋使用量削減、削減された経費を他の何かに活用

 

プレゼンは緊張しましたが、なんとか無事に終えました。(途中3回くらい同じこと言ってバグった奴みたいになったのは秘密。)

 

問題は、ドキドキの質疑応答タイムです。トップバッターに発表したことも影響しているのか、先生方からこれでもかってくらい質問されました。質問事項を簡潔にあげます。

・計画の実施場所はどこなのか?また、プロジェクトに関して業者からの許可は得ているのか?

・ビニール袋が問題なら紙袋はどうなのか?

・列を分けることにより偏りが生じる可能性があるのではないか?

・レジ袋に印刷だけして、プロジェクトの周知はどうするのか?

・月間消費量や消費量の多い時間帯などをリサーチしてプロジェクトを行う前後で比較してみるとより面白いのではないか【意見】

 

仰る通りでございますというようなことから、わおそれ考えてなかったということまでご指摘いただき、大変ありがたかったです。正直怖かったけど、とても勉強になったし、もし採用されたら今後の参考にしたいと思いました。以下は、質問に対する答えをその場でお答えした内容です。

・計画の実施場所はどこなのか?また、プロジェクトに関して業者からの許可は得ているのか?

→オアシスで実施する予定。現段階では正式な許可は得ていないが、もしプロジェクトが採用されたら申請する。オアシスで不可能な場合、4号館の売店近々オープンするセブンイレブンにも協力してもらえるか確認する。

・ビニール袋が問題なら紙袋はどうなのか?

→このプロジェクトのきっかけが”すぐ捨てられてしまう袋がもったいない”ということから始まったため、紙袋にして同じようにすぐ捨てられてしまった場合、本来の目的から外れるので、お伝えした4案で検討している。しかし、プロジェクトを進めていく中で試行錯誤し紙袋にすることで良い結果が得られそうと判断できた場合、紙袋も取り入れることを考慮したい。

・列を分けることにより偏りが生じる可能性があるのではないか?

→ピーク時を避けて計画を実施する予定。また、いる人の列には①のセルフサービスの案と合わせて取り組み、効果を図る。観察調査や実施結果からより良い方法が見つかれば、それも検討したい。

・レジ袋に印刷だけして、プロジェクトの周知はどうするのか?

→張り紙、ポスターなどで活動の告知を行う予定。

・月間消費量や消費量の多い時間帯などをリサーチしてプロジェクトを行う前後で比較してみるとより面白いのではないか【意見】

→その考えは私たちだけでは思いつかなかったので今後視野に入れて参考にしたい。

 

プレゼンは、自分たちのプロジェクト内容を発表するだけでなく、違った角度から自分たちのプロジェクトを見つめなおす良い機会だなと感じました。先生方のザ・大人って感じのリアルな意見や、完璧だと思って用意した資料や考えにも抜け漏れがあり、客観的に自分たちを捉えることができて、すごく有意義な時間になりました。

また、他の5組のプロジェクトもすご~いと思うものばかりで聞いていて関心したし、プロジェクト内容やプレゼンの仕方がとても勉強になりました。本当にどれも興味をひくものでそれぞれについて書きたかったのですが、文字数がエグいことになりそうなので、今回は控えます。

 

ひとつ、読むスピードは良かったのですが、棒読みになりすぎたことが反省点です。用意していた原稿を読むだけになってしまったかなーと思っています。私の母は、PTAの会長をしていたことがありますが、運動会か卒業式か何かで代表の挨拶をする際に、何百回も練習し暗記したほどだといいます。私もそれくらい準備が必要だと反省しました。

 

とりあえず終わってホッとしました。結果発表は今月末。あとは祈るばかりです。

 

それではまた次回。

答えに固執すな

こんにちは。

 

塔村です。

 

今回は、補足の補足の補足。(笑)

ということで、少しだけ哲学について書きます。須長先生が仰っていたことについて森田先生よりお話いただいたとき、なるほどー!って思ってどうしてもブログに書きたくて。。タイトルはこれまで強めで攻めてきたので今回も強めで。☺

manataro1112.hatenablog.com

 

前回、「答えのない問いにも答えを出すことは非常に重要だが、答えにしがみつく必要はない。」と書きましたが、後半部分は分かっているようできちんと理解していませんでした。(ということを昨日のゼミで認識しました。)

答えにしがみつく=答えに固執するということですが、それはつまり、一生懸命考え抜いた答えを簡単に捨てたくないと思うあまり、多少間違っているかもと薄々気付いていながらも、なかなか諦めきれないことをいいます。実際そういう人が多いのです。例として、業務がキツくても苦労して入った会社だからと思いなかなか辞められないこと。まさにしがみついていますよね。

答えを出すことは大事なのですが、時間をかけて出した答えでも、自分のなかで納得しきれなかったら、思い切って捨ててみる、ということもまた大事なのです。もちろん、答えを出す前に間違っているかもという違和感に気付けていれば、その時点で捨てればいいので、その分時間が無駄にならないし、諦めも速いでしょう。しかし答えまで出してしまうと、人間なかなか捨てられないもんです。苦労して出した答えなら余計に。それでも、思い切って捨ててみて、それを乗り越えるのです。それでこそ人は成長するのです。

 

私はどうかなー。今までそういうことあったかなーって考えてみたけど、思い浮かばない。けど、頑張って頑張って出した答えを思い切って捨てて、捨てた後で考えてみると、あれ、意外とそんなすごい答えでもなかったな、ってなりそうな気がします。あくまで私の予想なので分かりませんが、そんな気がします。

 

あともうひとつ。ブログを書くスピードは、速いに越したはない、とつくづく実感しました。前回のブログ、時間をあけて書いて、書きながらだんだん思い出したけど、やっぱり内容けっこう忘れてるし、書き終えたあと読み返しても全然良い文章と思えませんでした。

答え≒完璧だとして、「完璧に固執すな」って置き換えられるのかなーなんてブログを書きながら思いました。完璧というか完成度を求めすぎるあまり、時間をかけたのに、結局そんなによくない。だったら、完璧を捨てて、思い切りで書き終える。やり直したければ、修正はあとからいくらだって出来るし。

 

とか書いてみたけど、え、これ、違うかな(;^ω^)

まあいいや。とりあえずブログは速く書くことを心がけます。

 

そして後半は、Googleのサービスを有効活用しよう!ということで、Googleが提供している、ワードやパワポなどに近いサービスたちを森田先生に解説していただきました。今取り組んでいるプロジェクトにもワードやパワポを利用しているので、Googleのサービスは私にとっては身近ではないなーと思っていたら、バイト先で使っていることを思い出しました。保存をその都度しなくて良いことに、最初は抵抗があり、バイトで何か入力して閉じるたびにまた開いてちゃんと保存されているかを確認していました。(笑)けどこれがちきんとされているんですねぇ。賢い。その都度保存されているから、2日前の状態とかにも戻ることができるみたいで、これまた賢いなと思いました。

ほとんどオリジナルのワードやエクセル、パワポと機能が変わらないことや、共有の簡易さを学び、Googleサービスに魅力を感じました。これまで、食わず嫌いじゃないけど、現状に満足して、自分に馴染みのあるワードなどを使用していましたが、時代の変化に合わせて自分が適用していくことも大事だなと感じました。ガラケーで不便ないからといってずっと持っているんじゃなくて、スマホに変えて世の中をもっと知ってもっと便利に過ごしていくことと同じです。

え、これって「答えに固執すな」じゃない!?(気に入りすぎ。)今の自分に固執しないで、思い切って新たな事にチャレンジしてみる。え、同じ?違う?分からない、けど無理矢理繋げた。(笑)

 

てなわけで、今、3つめのバイトをしようとしていまして。(といっても、レストランのシェフに英語を教えるだけなんですけど。最近外国人のお客さんも増えていますのでね。)そこでGoogleのサービスを活用したいと思います!ってことが言いたかったんです。

 

ちょっとのつもりが意外と書いてしまった。ぐいぐい書けちゃうのもスピードのおかげだと思うのでこれからも早めに書きます。忘れないうちにスパッて。

 

それではまた次回。

”答えのない問い”にも答えを出せ

こんにちは。

 

塔村です。

 

先週のゼミでは今までの哲学の講義のまとめを行いました。

manataro1112.hatenablog.com

 

前回に引き続き、須長先生にお越しいただき、哲学対話についてより深くお話しいただきました。

 

「知識」とは、必要なときに知る、調べる、入手するのではなく、前提として知らなければ、”検索”すらできないものです。これは、私たちが今まさに哲学をはじめとする教養を学んでいることと同じだと私は思いました。”緊急でないけど重要なこと”である教養を、必要なときに身につけるのは不可能に近いです。何かを考えるというのは、頭の中の引き出しがあればあるほどアイデアの母数が自ずと大きくなります。ですが、教養がなければ頭の中に引き出しとしてストックしておくことすらできないのです。そうならないために、知識や教養を必要なときに入手するのではなく、前もって、予め知っておこうというわけです。 

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(須長先生がダイエットを例にお話してくださいましたが、私の絵が下手すぎて。笑)

 

そして、タイトルにもありますように、答えのない問いにも答えを出すことは非常に重要だ、ということも学びました。哲学を学んでいるとよく、難しい~答えないからこそ余計ね!なんて声をちらほら聞きますし、私もそう思います。確かに、哲学に「答え」はありません。いくら考えてもキリがないし、考えは人それぞれです。しかしそれは、答えがないから答えを出さなくていい、という意味ではありません。答えにしがみつく必要はありませんが、答えを出さなければ”語る”という土俵に立つことすらできないのです。

 

また、適切に問いを立てるということも学びました。ハッシュタグ適切な問いとはって感じですね。ずばり、1つの問いに対して1つの答えがあるというのが適切な問いです。考えは複数あっても、最終的な答えは1つになる問いを問いかける必要があります。反対に、適切でない問いとは、まともでない問いを指します。では、まともではないとは、どういうことなのでしょうか。例えば、「存在とは何か。」という問いです。どのように答えたら正しいといえるかが明確ではありません。また、一見深そうに見えて、実は何も意味がありません。問いは、人を惹きつけ、考えさせます。だからこそ、適切な問いかけをしなければいけないのです。


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さらに、面白いなーっと思った考えは、α思考・β思考(α読み・β読み)です。α思考とは、馴染みのある考えをする思考を指し、β思考とは、今まで考えたことがなかったことを考える思考を指します。赤ちゃんたちは、日々新しいの連続であるため、常にβ思考を行っています。一方で、ある程度世の中を知っ大人たちは、α思考になりがちです。その凝り固まった考え方から解き放たれるため、β思考は必要なのです。これこそが考え方の幅を広げるポイントとなります。

 

さて、一通り須長先生にお話しいただいたところで、森田先生から出された体験・経験を通じて成長できる人はどんな人?という問いについて、グループで話し合いました。簡単そうで意外と難しいこの問いに、私は考えがパッと思い浮かびませんでした。そしたらグループの子が一人、「明確な目標を持っていて、それに向かって努力して、目標を達成することが出来る人とか?」と言ったのをきっかけに、他にもどんどん考えが出て、話し合いが盛り上がりました。

その後それぞれのグループの答えを発表しました。私たちは、「同じ失敗をしない人や自分の失敗を認めてそれを良い方向に変える人、α思考のように自分のするべきことが定かでそれをこなす人、β思考のように視野を広げるためにとりあえず無駄な事でもやってみてそれを意味のあるものにする人」と、まとまりはないけど自信を持って発表しました。

すると森田先生から「みんなふつーに◯◯な人とかって考えだしてるけど、そもそも成長って何?そこ考えた?」と聞かれました。さんざん哲学について学んで”なんかちょっと賢くなったかも”なんて調子乗ってたのに、全く本質を分かっていませんでした。”成長”という単語が身近すぎて、当たり前すぎて、さっさと話を進めてしまいました。その当たり前を疑うのが哲学なのにね。まだまだだなー。だけど、数回の講義では身に着いていないっていうことを改めて感じたからこそ、教養を今学んでいる重要性というのも再認識できたように思えました。

 

ということで改めて、”成長”とは何か?について話し合いました。一言で”成長”といっても色んな”成長”があるよね、というところから話が始まりました。フィジカル面においてもメンタル面においても”成長”と捉えることができるものはたくさんあります。”成長”とは何か、の考えのひとつに「限界幅を広げること」があると思います。昨日はできなかったことが今日出来るようになったとき、今までの考えや概念を上回ったとき、それぞれ立派な”成長”です。また、「結果が出ない成長もある」のではないかと考えました。たとえ結果がでなくても、その過程そのものが”成長”と言えるのです。

このように、共通認識がありそうな”成長”という単語にも、色々な捉え方や考え方が含まれていて、それらをサラーっと流すのではなく、一度立ち止まって深く考えてみる、問いただしてみる。そうやって考え方の幅をどんどん広げていくことが大事だと学びました。

 

前回もこうしてブログに残したにもかかわらず哲学的思考が全然できていないもんなー。常日頃から意識して哲学的思考に慣れる必要があるのかもしれないですね。でも、答えのない問いとはいえ、あーだこーだ語り合うのはとても楽しくて好きだと感じました。

 

須長先生、この度は本当にありがとうございました。有意義で充実した時間を今後活かしていきたいです。

 

それではまた次回。

そこまで考えるやつはいねえ

こんにちは。

 

塔村です。

 

先週のゼミは、前回与えられた課題についてグループディスカッションを行いました。
manataro1112.hatenablog.com

 

最初に、教育開発支援機構よりお越しいただいた須長先生に、哲学についてや哲学対話のルールについてお話しいただきました。

哲学とは、当たり前に対して「なぜ」と問うことです。例えば、空はなぜ青いのだろう、とか、人間はなぜ学ぶのだろうとか。では、「なぜ」問いを立てるのか。それは、モノを考えることにあります。何かに対して”?”という感情を抱けば、人は考えます。逆を言えば、”?”がなければ、人は考えないのです。”?”と思うことで思考力を鍛え、知識や価値観といったある種のモノの見方や考え方しかできなくなった土台を分解し、”そもそも”を考えます。問いを立てて当たり前をゆさぶり、違う見方をするのです。

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哲学対話のルールは、①結論を急がない、②自分の考えを強要しない。①は深い考えにするため、②は相手の考えも受け入れるためです。

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そうして始まったグループディスカッション。まずは利己主義についての感想を言い合いました。森さんは今まで考えたことがなかったけど、課題の文章を読んだとき、過去の自分を振り返ると実は利己主義が働いているのかもと思ったそうです。松岡くんや見学に来て一緒に参加してくれた2年生のよこべさんも、人助けしたときのことを考えると自分も利己主義かもと感じたといいます。そして私も利己主義は当てはまると思いました。

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グループ全員が利己主義わかるーっという方向に向かったわけですが、時と場合によるのではないか、という意見もでました。目の前の人が死にそうな時、目の前の人が授業中プリントを落とした時。前者の時、多くの人は迷わず行動に移すはずです。しかしそこに利己主義はないと思います。また、自分の家族が困っている場合、赤の他人が困っている場合。前者の場合、多くの人は迷わず行動に移すはずです。しかしそこに利己主義はないと思います。すなわち、全ての行動が自分のためではないのです。だから、全ての行動を利己主義と決めつけるべきではないと考えました。f:id:manataro1112:20190430170842j:image

しかし、深く深く考えていけば、結局みんな自分のためなのではないか、と話は進んでいきました。いくら目の前に人が死にそうだから、とか、自分の家族だから、といっても、根底には”自分”がいて、その”自分”のために何かアクションを起こしているのではないかと考えました。この考えにグループで納得しました。が、それを言ってしまえば、そうなのだが、そこまで深く考えて生活している人はいないのではないか、みんなそうなんだけど、普通はその手前で止まるのではないか、という考えに行きつきました。

 

たしかに考えれば、最初に意見を言い合った時、人助けをしているときは、利己主義などということは全く意識していないけど、あとから思い返すと利己主義なのかも。。と感じることがまさにそうだな、と。その瞬間は目の前のことに必死で、助けなきゃという思いだけで行動に移すけど、後から冷静になって考えてみると、あれ実は自分のためだったのかな、と考える。これは変な事でもなんでもなく正常だと思います。だって根底には”自分”がいるのだから。f:id:manataro1112:20190430170820j:image

利己主義に正しいも間違っているもなくて、極論をいえば、自分のため、だけど、そこまで考える人はいない。と話はまとまり、グループディスカッションが終了しました。

 

 

利己主義のそもそもの意味(社会や他人のことを考えず、自分の利益や快楽だけ追求し、ワガママ勝手に振る舞うやり方。)を考えたり、利己主義の中に利他主義があり、利他主義の中に利己主義があるのではないか、という名言みたいな意見も出ていたりして、他のグループの考えも面白いなと聞いていて思いました。f:id:manataro1112:20190430170924j:image

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これという結論はないにしても、考えている過程はすごく楽しかったし、共感する部分や、自分にはない他の人の意見を聞くのが面白かったです。哲学の考え方えを知ることが大事だと学んだ充実した時間でした。須長先生ありがとうございました。

 

それではまた次回。