まなたろぶろぐ

福岡大学卒 社会人2年目

行ったとこ、行きたいとこ

こんにちは。

 

塔村です。

 

ゼミで教養を学ぶ第一弾として始まった哲学の講義も終了し、今回から第二弾「旅」について学んでいきます。私は旅が大好きなので、特にこの回を楽しみにしていました。まず、講師の方をお招きする前に事前準備を行いました。

 

両親が旅行好きという影響もあり、小さいころから国内外問わず、たくさんの場所に行きました。記憶がない頃も含めて今まで行った場所をあげます。

 ・行った場所

国内:岩手、福島、群馬、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡、岐阜、富山、愛知、滋賀、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、山口、福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄

海外:カナダ、アメリカ、フランス、イタリア、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドシンガポールインドネシア、韓国、マレーシア、台湾

 

国内は、地元の茨城以外で30都府県行きました。行った場所より行ったことない場所を書いた方が分かりやすかった説。笑 海外は、父の仕事の関係でカナダに1年間住んでいた時に、アメリカやイギリスに行きましたが、当時ベイビーだった私は記憶が全くありません。記憶があるときに行った国の数でいうと、9か国になります。そのうち、オーストラリア、韓国は3回ずつ行きました。

 

こうして改めて振り返ると、けっこうな時間とお金を旅に費やしているなと思います。しかし旅はそのくらい価値のあるものと私は思っているので、今年は夏にマカオ、年末年始にカンボジアに行きます。

 

 

次に、旅で感じたこと、そこから学んだことを書きます。国内旅行でももちろんあるのですが、やはり海外での様々な経験は国内旅行以上に感じるものがあるので、今回は海外での旅に焦点をあて、その中でも印象深いエピソードをあげていきます。

・感じたこと、そこから学んだこと

フランス:フランス語で話しかけてくる人々

現地の方たちは、日本人とは分からなくとも、確実にアジアな顔の私にさえフランス語で話しかけてくるのです。私はこれに非常に感動しました。何故かというと、容姿だけで判断することに違和感を感じるからです。多くの日本人は、外国人、特に欧米の人を前にすると、英語で話さなきゃと思ってしまいがちですよね。大学一年生の私もそうでした。国際寮で生活していたのですが、最初のイベントでお花見があり、集合写真を撮るとき留学生と隣になりました。ちょっとぶつかってしまったので、とっさに「sorry」と謝りました。それを聞いた留学生は「気にしないで」と言いながら、隣の友達に「あはは。英語で話しかけられたんだけど。」みたいなこと話していました。たしかその留学生はフランスかイタリアのヨーロッパ圏出身で、母国語が英語ではありません。さらに、日本語を勉強しに日本に来ています。それなのに英語で謝ってしまいました。見た目だけでそうやって接するのはとても失礼なことだなと反省しました。日本にくる外国人観光客の中には日本語がペラペラな人もいます。また、外国で生まれ育ったけど、現在日本に住んでいて日本語を学んでいる人だっています。ハーフやクオーターで見た目は日本人ぽくないけど、日本語しか話せない人だっています。このように見た目じゃ分からないことがたくさんあります。フランスで私が受けたように、その国の言葉で話す、それが気持ちの良いコミュニケーションの取り方だと感じました。もちろん、私はフランス語は話せません。だけど、話しかけられてからフランス語が分かりませんと言えば、相手も英語に切り替えてくれます。そうやって段階を踏んでいけば何も問題は無いのです。

 

台湾:人の優しさ

人の優しさを感じたのは、今まで行った国のなかでも台湾がダントツです。ぶっちゃけそのようなイメージがなかったので、余計に感動しました。2日目に今激アツなタピオカドリンクを買って写真を撮ろうとしていた時のことです。買った直後だというのに、友達がそのタピをぶちまけてしまいました。一口も飲んでいないタピとのお別れは非常にショックなもので、二人で萎えていました。するとそれを見ていた店員さんが新しいのをタダでくれたのです!シェイシェイ言いながらぶちまけたタピたちをティッシュで片付けていると、隣に座っていたお姉さんがポケットティッシュをくれました!さらに、3日目、九份からバスで帰ってくる時のことです。運転手さんに料金を払うのですが、お釣りが戻ってこないシステムで、私たちはピッタリ持っていませんでした。困っていると、近くにいたお姉さんたちが、どこまで行くの?と話しかけてくれました。目的地を伝えると、お姉さんたちも同じところに向かうとのことで、着いたときに返してくれればいいからバス代立て替えるよ!と言ってくださったのです!!着いてからも、切符の買い方やどの電車に乗ればよいかなど、最後まで親切にしてくださいました。他にも、英語も日本語も話せないおじいちゃんが一生懸命道案内をしてくれたり、ワンちゃんと写真撮っていいですか?と尋ねたら飼い主さんが良い写真を撮ろうと必死になってくれたり。本当に本当に皆さん優しくて、感謝しかありません。ゼミの友達は、スペインで切符の買い方を教えてくれた人から金を請求されたと話していました。また、日本人だったら親切の前にどうしても恥ずかしさがあると思います。しかし台湾の人々はそういった自分の利益を考えることや人の目を気にする様子など一切なく(哲学は置いておいて)ナチュラルに優しく、その優しさに何度も救われました。

 

マレーシア:タクシーの運転手

去年の夏にマレーシアのペナン島に行きました。空港からホテルまでタクシーを利用したときのことです。タクシーの運転手さんの頬には大きなたんこぶのようなものがありました。それを見て、マレーシアでは、みんなが平等に職に就く機会が与えられ、現地の方はそれが当たり前のように過ごしているという環境に、日本もこうあるべきだなと学ばされました。

 

韓国・台湾・マレーシア:値切ってなんぼ

東南アジアの国々では、値切る文化が存在します。現地の人は特に、ザ・観光しにきました!という日本人に対して高い値で売ってきます。何も知らないうえ、日本に比べて物価が安いので、言われるがまま買ってしまいがちです。マレーシアに行ったとき、同じく観光に来ていた韓国人と出会い、共に旅をした時のことです。屋台でお土産を買おうとしていたとき、その韓国人が現地のおばちゃんに値段交渉をしていて、すんなりと成立していたのを見て、すげー!そんなことができるんだ!とビックリしていると、韓国ではフツーだよと言っていて、むしろ日本の文化に驚いていました。それからというもの私も値切りまくっています。笑 同じモノでもなるべく安く手に入れる、そしてそれが現地の人とコミュニケーションを深めるきっかけとなることは、旅ならではの収穫だと思っているので、私は積極的に行い限界まで粘ります!笑 これが意外と楽しいんですよ。満足感も得られますしね。

 

ついつい語っていたら長くなりました。ついでに、今までの旅ブログもよかったらぜひご覧ください!! 

manataro1112.hatenablog.com

 

ゼミでは、自分が行きたい場所についても考えました。さらに長くなりますが、理由と共に書いていきます。

・北海道→美味しい海鮮丼を食べたいから。

・島根→”塔村”のルーツを知りたいから。

・四国→四国は4県とも行ったことがなく、どこも魅力があり面白そうだから。

ギリシャサントリーニ島に行きたい!

デンマーク→国民の幸福度ランキングが常に上位だと聞き、気になっている。

バチカン市国→世界一面積が小さい国!

・タイ→タイ料理が好きだから。トゥクトゥクに乗りたい。

・アフリカ(モロッコケニア)→海外の中でも日本とのギャップが一番激しそうだから。

ボリビア→ウユニ塩湖。死んでも絶対行きたい。

・メキシコ→料理が美味しそうだし、現地の人のノリが良さそう。

ニュージーランドマオリ(原住民)の音楽がとても好きだから、もう一度行きたい。

 

ゼミの友達が国境を跨ぎたい!という理由からオランダとベルギーに行きたいと言っていて、旅の目的が面白いと思いました。そういう観点を持って旅をするとまた違った世界が味わえるのかななんて思います。特に日本は島国で国境という概念がまずないので、実際にどんなものなのかとても興味があります。

 

 

次回お越しくださる講師の方は、世界中を旅しているという嶋田康亮さん。やっぱり気になるのが、今まで行った中で一番良かった地域(国内・海外)ですね。食べ物、文化、人々、自然、いろいろな観点から総合してココは行くべき!というところを伺いたいです。あとは、旅をするときに心得ていることとか。例えば、コレは絶対持って行くとか、コレは絶対調べてから行く、とか。気になります。

 

どんなお話が聞けるのかワクワクです。

 

それではまた次回。

 

P.S.このまえ火事があったノートルダム大聖堂。行っておいて良かったけど、あのニュースは衝撃でした。
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