イタリアに行ってみた!
こんにちは。
塔村です。
旅ブログ第三弾〜イタリア編〜
イタリアにはフランスに行ったついでに、8月28日~8月31日にかけて3泊してきました。ついでとはいえ、行ってみて分かったこと、気づいたことがたくさんありました。その中の3つのことについて触れていきたいと思います。
①LCC
私と友達はフランスからイタリアまでライアンエアーという、いわゆるLCC(格安航空会社)を利用しました。公式Webサイトがこちら☟
【Official Ryanair website | Book direct for the lowest fares | Ryanair.com】
これがまあなかなかクセがありまして。。。
安いのには理由がある、と痛感しました。。。
〈格安航空ライアンエアーを格安で利用するためにしなければいけないこと〉
その1:空港の場所の確認
ヨーロッパには様々ところに空港があり、ライアンエアーが拠点としている空港は大抵郊外にあります。空港を間違えれば自己責任なので、必ず間違わないよう事前に確認しておきましょう。
私たちは前日になって確認したところ、ボーヴェ・ティレ空港から旅立つことを知りました。パリ市内からボーヴェ空港までの移動手段はシャトルバスのみで、時間は約一時間、料金は17ユーロかかります。
前日に知っただけにちゃんと行けるか不安でいっぱいでしたが、シャトルバスは意外と分かりやすくて簡単に乗れました。余裕をもって行ったため、早く着きすぎて逆に暇を持て余しました。郊外の空港だから閑散としていて特にすることもなく。しかしまあ、乗り遅れるよりは良いでしょう!
ただ、往復で34ユーロかかったと思うとLCCの意味があまりないような。。やはり事前の確認が大事です。。
その2:最適な航空券の選択
ライアンエアーには3種類の航空券があります。
一番安いStandard Fare
・オプション何もなし
次に安いPlus
・60日前からのチェックイン
・20キロの預け入れ荷物
・2個の機内持ち込み手荷物
・座席指定
一番高いFlexi Plus
Plusのオプションに加え
・予約変更可
・空港での搭乗手続き
・保安検査優先レーン使用
まず航空券を最低運賃で購入した場合、機内に持ち込める荷物の数は1つのみ。また前席のシート下に収まる小さなサイズのバッグのみ持ち込み可能(35 x 20 x 20 cm以下)で、頭上のコンパートメントは使用できません。
航空券購入時追加料金を支払い「Priority Boarding」を付加すると、手荷物を2つまで持ち込むことがきるようになり、また頭上のコンパートメントも使用可能となります。
ライアンエアーについて何も知らなかった私たちは一番安いStandard Fareを購入。友達はザック1つのみだったため、特に問題なく搭乗できました。しかし私はでっかいスーツケースを持っていたため、手数料を支払わなければなりませんでした。その額なんと50ユーロ、日本円にして約8,000円。
しかもその時ちょうどクレジットカードの上限がきて使えなくなったので焦りました。(結局親のカードで払ったためなんとか大丈夫でしたが。)それにしても50ユーロはでかい( ;∀;)
帰りもまた50ユーロ取られるんだろうなぁとびくびくしていましたが、どうやら往復の料金のようで、さらなる追加料金は発生しませんでした。まだよかった。。
また、Standard Fareだと座席がランダムに決められるため、友達と離れ離れになってしまいました。しかし、座席を自由に移動している人も何人か見受けられたため、乗客同士で交渉が成立すれば、座席の移動は特に問題ないみたいです。
イタリアからフランスへ帰るときは、友達と前後になり、隣の人もまた、友達と前後になっていたので、席を移動し、お互いに友達と隣同士で座ることが出来ました!
その3:オンラインチェックイン
次に絶対に忘れてはいけないのが、搭乗前のオンラインチェックイン。搭乗4日前から搭乗前2時間までに行わなければなりません。早めに済ませようと思ってもできない、この何ともいえない微妙な制限。。。しかもこのオンラインチェックイン、忘れると搭乗券印刷代という名の罰金を取られてしまいます。
※予約時に座席指定を有料で行った場合には搭乗前60日からいつでも行うことができます。
また、搭乗券の印刷も必要です。しかし、私たちはライアンエアーのアプリをインストールし、そこからQRコードを取得したのでそれで問題ありませんでした!
不安だったら、滞在先のホテルで印刷してもらうなどして搭乗券を持っておくと良いかもしれません!
その4:ビザチェック
ビザチェックは特に難しいことはありませんが、忘れるとこれまた追加料金を取られてしまうので、空港に着いたらライアンエアーのチェックインカウンターにて必ず行いましょう。
日本人のパスポートを見せれば基本的にたいした審査無しにビザチェックを受けることができます。ビザチェックを頼んで自分の搭乗券にサインをしてもらうといった感じです。
受託手荷物がある場合はこの時にチェックインカウンターに荷物を預けることになります。
以上の4点に気をつけて自分に合ったお得な旅を楽しみましょう!
知っていれば得、知らなければ損!!
P.S.唯一良かった点は、LCCにしては座席間に余裕があること。
あと面白くて思わず笑ってしまったのが、着陸時に”ぱんぱかぱーん”って音楽が流れて乗客の何人かが拍手をしていたこと。たしかに拍手したくなるような音楽だったけど修学旅行じゃないんだから。笑 と思いました。
②イタリア時間
私たちはボローニャに宿泊し、2日目はバスでボローニャからフィレンツェに行きました。
ボローニャ駅👇
行きにバス停を探しウロウロしていたら乗り遅れるという事件が発生したため、帰りはそんなことがないように余裕をもって行動しました。
余裕を持ちすぎて今度は1時間近く前にバス停に到着してしまいましたが、特にすることもなかったのでその場で待つことにしました。
しかしいくら待ってもバスが来ない、、、!
途中でバス会社からメールが届き、どうやらバスが遅れているとのことでした。そこからさらに1時間くらい待ちました。
しかしいくら待ってもバスが来ない、、、!(2回目)
またまたメールが届きなんと2時間遅れるとのこと。帰りのバス代も無駄になってしまうから仕方なく待ちましたが、2時間て、、(´;ω;`)
イタリア時間を身に染みて感じました。
運転手さんは申し訳なさからものすごいスピードで走行していたので遅れたことに関して多少は許せましたが、それもそれでちょっと怖い。笑
そんなこんなでボローニャに帰ってきたのは夜中の1時くらいでした。
③治安
フランス編でも書きましたが、やはり治安の悪さには驚きます。
②で起こったバス乗り遅れ事件により、私たちはボローニャからフィレンツェまで電車移動となりました。
不確実性に弱い私はその時パニック状態になりながら電車のチケットを購入していました。すると一人の女性がごにょごにょ言いながら近づいてきました。
私はそれどころじゃなかったのでガン無視しましたが、後からネットで調べると、どうやら自動発券機の使用方法を教えてその後お金を請求してくるらしく、観光客を狙ったそういう人たちが何人もいるみたいです。怖っ!
私こんなんだからパニック状態じゃなかったら絶対コロッとやられてたわ。。乗り遅れた過去の自分ナイス。あと、降りる場所などを考えると電車移動の方が効率が良いということが分かったのでその辺も含めて結果的に電車移動で良かったです!とポジティブに振り返る。
ボローニャからピサまで約16ユーロ👇
新幹線みたいな感じで快適でした👇
[まとめ]
①LCC→航空会社によって規定が異なるので、事前によく確認したうえで自分に最適なプランを立てよう。
②イタリア時間→思わぬ事態が起こることも想定しておく。
③治安→旅行だからって浮かれない!観光客・日本人は狙われやすい。
②でバスのことをちょっとディスりましたが、私たちが利用したフリックスバスは低価格なうえにWi-Fiが利用できるし、席もゆったりしていて結構快適でした!
イタリアは3日間だけだったにも関わらず、色々な事がありすぎてフランスよりも濃いです。笑
今回、準備や下調べがとても大事ということはよく分かりましたが、同時に”なんとかなる”ということも分かりました。この旅は、Wi-Fiなかったし、お金もなかったし、日本語も通じないけど、何事もなくこうして無事に帰って来れたんだから人生何とかなるんだな!と感じました。
そう考えるとノープラン旅も楽しそう!って思ったり。(この前のヒッチハイクは若干そうだったけど。)
それではまた次回。