沖縄一周 ~チャリンコの旅~③
こんにちは。
塔村です。
チャリ旅ブログ最後です。
4日目となりました。最終日の5日目にはお昼の便で東京に帰るので、この日で自転車を漕ぐのは最後ということになります。
【3月13日(水) @那覇】
実は3日目の終盤、私の自転車の調子がどうも悪く、レンタルサイクル屋さんに点検していただきました。無料なうえにわざわざホテルの駐車場まで来てくださったのに結局、特に問題ないという。笑 そして今までの報告と4日目どこに行くかという話をすると、ニライカナイ橋が絶景ポイントだから是非とオススメされました。なので当初予定していた平和の塔に加えてニライカナイ橋も行こうということになりました。
まずは平和の塔を目指して出発!今回は国道331号線に沿って走行しました。
【3月13日(水) @糸満】
那覇から17kmほど進んだところで喜屋武岬(きゃんみさき)への案内が出てきたので、そっちの方に行くと具志川城跡(ぐしかわぐすくあと)に着いてしまいました。せっかくだから寄って行こうということになりました。
意図せず来たにも関わらず、とても綺麗な景色を堪能することができました。限りなく続く水平線が特に感動的でした。
具志川城跡から約1km先のところにお目当ての平和の塔がありました。
米軍の攻撃から逃げ場を失った日本兵や住民達は、この岬から身を投げ自決し最期を遂げたといいます。昭和27年(1952)、地元住民たちが、部落内や周辺海岸に散在する日本兵や住民の遺骨を収集して、名城ビーチに平和の塔を設立したのが始まりで、昭和44年(1969)、この地に改修移転したそうです。
さあ、最後はニライカナイ橋!ニライカナイ橋を通るよりはニライカナイ橋を見渡せる展望台があるというので、そちらを目指して再出発しました。
同じく国道331号線を漕いでいきました。この選択が後々とんでもない事件を起こすとは知らずに。。
それまではわりと平坦な道で、たまに登り坂、下り坂があるくらいでした。しかし、ここにきて、きつい登り坂を乗り越え、びゅーんと勢いよく下ったと思ったら、また急な登り坂、そしてまた下り、登り、下り、、、、の繰り返し。
え、さすがにヤバくない(;^ω^)この日は日差しが強かったり、前日の日焼けのダメージがあったりでただでさえ苦しいのに、追い打ちをかけるかのような坂・坂・坂!!
一度止まって、コースを見直すことにしました。どうやら山道を通っていたみたいで、そりゃキツいわ。。初日を上回るレベル。。
ということで、どっかから137号線に入り、そのあと86号線で展望台を目指しました。
でもこの137号線もなかなかキツかった。忘れもしないあの坂。もうずっと漕がずに押しながら歩いてたもん。結局最初からコース間違えてたみたいです。。(次の日レンタルサイクル屋さんに言ったら、そっち通ったか~よく行けたね。と言われました。笑)
まあ、そんなこんなで、着いたんですよ。。。
やっと、やっと。。。
はい、綺麗。
他にも来ていた観光客に睨みをきかしながら、しばらくぼーっとこの景色を眺めていました。車ですいすい来た奴らにはこの景色の感動なんて紙っぺら一枚くらいの薄さなんだろうな、と。(めっちゃ性格悪い笑)
でもほんとに、何とも言えない感情が込みあげてきてあぁここまで来れてよかった。チャリ旅やってよかった。と思いました。
【3月13日(水) @那覇】
正直、展望台から那覇までの記憶あんまりないです。笑
そして無事4日間やりきったということでステーキ食べました\(^o^)/こうしてやりきれたのは、一緒に行ってくれた友達のおかげです。ありがとう!!
あと、余談ですが、自転車を漕いでいるとき、音楽も聴けないし友達とも話せないので、何を考えていたかといいますと、ずっとナンバープレート見てました。笑 レンタカー、レンタカー、またレンタカー、、といった感じに高確率でレンタカーでしたけど。笑 やはりそれだけニーズがあり、ナンバープレートのひらがなの部分が”わ”だけでは足りなくなって、レンタカーの頭文字をとって”れ”も追加されたそうです。沖縄すげえな。
また、在日米軍が多い沖縄では、そのひらがなの部分が”Y”や”A”といったアルファベットになっているナンバープレートもよく見かけました。米軍が自家用として使用している車に付与されるんだそうです。
しかしまあ、今回の旅を何故こうしてブログに残そうかと思ったのかといいますと、理由は2つあります。
まずひとつめは、前回書いたヒッチハイクのブログが意外と見られているからです。アクセス解析を見ますと、”Google からよくアクセスされているページ”のトップにきているので、需要あるのかな、と。
今後チャリ旅する人の参考になればな、という思いから書きました。
そしてふたつめは、小さなことでもいいから何かにトライしてほしいからです。
「できる、できない、ではなく、やってるか、やってないか」
まさにこれだと思っていて、何もしないまま諦めるのではなく、やってみなきゃ分からないんだから、まず、やってみる。それが大事なのだとこの旅を通して感じました。
この言葉は、以前Wantedlyのインターンの面接の際に椿原さんが仰っていた言葉です。
最近聞いた話では、人間の身体は2週間不眠、-50℃の寒さ、120℃の暑さに耐えられるそうです。相当強い。人間って強い!
だから多少やべえことでもできちゃうんですよ。という精神で今後もいろーんな事に挑戦していきたいと思います。
ー完ー
それではまた次回。