まなたろぶろぐ

福岡大学卒 社会人2年目

グラレコアシスタント

こんにちは。

 

塔村です。


3月4日(月)に経済産業省主催の法人インフォメーションに関するラウンドテーブルにアシスタントとして参加させていただきました。

www.hitachi.co.jp

 

先日のゼミ東京研修でお世話になった日高さんがこのイベントでグラレコをされることを森田先生を通じて知り、是非ともお力になりたい、また日高さんがグラレコをされている様子を間近で拝見したいと思い、今回のアシスタント同行に至りました。

manataro1112.hatenablog.com

 

とはいえ、”政府保有の法人データの利活用促進と今後の展望”というなんとも難しいイベント内容に私なんかが行ってよいのかという緊張と、一度だけWSを受けたグラレコのアシスタントを私なんかができるのかという不安はありました。しかし、やると決めたからには責任をもってやり遂げなければと思い、分からない言葉や知らない会社について調べ、当日に備えました。

 

ひとつ面白かったのが、会社のHPを見るよりマイナビリクナビなどの就活サイトで企業研究をすると、私のような学生には分かりやすいということに気づきました。HPはスタイリッシュでかっこよすぎるあまり理解するのが難しく、苦戦していたところ、母に就活サイトで調べることを勧められました。たしかに分かりやすくまとまっていて便利でした。

 

あとは、経産省の事業計画についても調べ、資料として印刷して持参したりもしました。そしたら、ラウンドテーブルが始まる前の打ち合わせで日立や経産省の方から説明を受けたときに「あ、あの話か」と理解することができたので、嬉しいと同時にやはり準備は大切だなと感じました。

 

 

法人インフォメーションとは、2017年1月から運用が開始されたシステムです。政府の保有する法人活動情報を、検索、閲覧、取得することができます。法人の情報は、政府の各省庁に登録されているものです。企業への許認可や、補助金、表彰などの情報を、公開可能なものから掲載しています。

このシステムは、以下のような場面で活用されています。

・信用情報の補完…許認可や国からの受託実績が公表されているため、新規取引先の信用情報を補完する情報として役立ちます。また、受託実績を見ることで、その企業の得意分野を把握することが可能です。

・事業実態の把握…ホームページ等が公開・更新されていない企業でも、法人インフォで検索することで、許認可の有無や更新状況から活動実態を把握することが可能です。その他、表彰や補助金の情報をもとに、先進的な取り組みを行っている企業を調べることも可能になります。

hojin-info.go.jp

 

ラウンドテーブルでは、法人インフォの利用者におけるシステムの利用方法や、システム機能に関してこうしてほしいなどの要望を、参加された各企業や団体がプレゼンテーションをし、そのあと経済産業省および内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室との意見交換が行われました。

 

①一般社団法人オープンコーポレイツジャパン(OCJ)

OCJさんは、企業情報統合化に向けた法人インフォへの期待を述べられていました。

www.opencorporates.jp

 

②株式会社東京商工リサーチTSR

TSRさんでは、法人インフォの情報の一部を法人への信用調査の際に利用しています。そこで法人インフォに対し、3つの要望をあげられていました。

www.tsr-net.co.jp

 

③株式会社東洋経済新報社

東洋経済さんは、「過去の法人名」で検索する機能の追加を法人インフォに対する要望の一つとしてあげられていました。

corp.toyokeizai.net

 

④Tableau Japan 株式会社

Tableau Japanさんは、法人インフォの現状を図にして表していて、会場からは笑いが起きそれまでの緊張感ある空気が和やかな雰囲気になりました。実際にデモンストレーションを行っていました。

www.tableau.com

 

⑤freee株式会社

freeeさんはクラウド会計ソフトfreeeを中心としたバックオフィスサービスの開発や販売を行っている会社です。プレゼンの中で印象的だったのは、ワンスオンリーの徹底についてです。ワンスオンリーとは、一度提出した情報は二度提出することを不要とするとう意味です。

www.freee.co.jp

 

富士通研究所

富士通さんの最近の試みとしてまつやまデータ利活用研究協議会について話されていたことがとても興味深かったです。

www.fujitsu.com

 

各社のプレゼンがそれぞれ行われ、提示された各要望、デモに対して、経産省からのコメントが丁寧に行われていました。

 

 

とまあこのような感じでラウンドテーブルが行われている中、私は主に日高さんの描いたグラレコをホワイトボードからはがして壁に貼り付けたり、グラレコに影や色などを足したりする作業を行いました。

 

日高さんも事前にある程度内容を把握しているとはいえ、真っ白な模造紙にリアルタイムで聞いて理解して描くというのはものすごくレベルが高いし、多少描き終えてなくても容赦なく進行するしで、横でサポートしている私がドキドキハラハラしてしまいました。休憩もまともに取れずにぶっ続けでグラレコをされていて、脳みそも体力もものすごく消費するじゃん、、!なのに日高さん最後まできっちり丁寧に描き上げたり、終わった後も修正を加えたりしていて、ただただスゴイ。。。と感動しました。

 

日高さんの描いたグラレコがこちらです。
f:id:manataro1112:20190305125200j:image
f:id:manataro1112:20190305125204j:image
f:id:manataro1112:20190305125147j:image
f:id:manataro1112:20190305125208j:image
f:id:manataro1112:20190305125215j:image
f:id:manataro1112:20190305125133j:image
f:id:manataro1112:20190305125224j:image
f:id:manataro1112:20190305125232j:image
f:id:manataro1112:20190305125152j:image
f:id:manataro1112:20190305125228j:image
f:id:manataro1112:20190305125236j:image
f:id:manataro1112:20190305125139j:image
f:id:manataro1112:20190305125143j:image

 

ラウンドテーブル終了後、写真を撮りながら当日の内容を振り返っているみなさまの様子がうかがえました。「すごいですね、これ」「とってもいいですね!」と日高さんのもとにたくさんの方が来られてお話をされていて、自分のことのように嬉しかったです。

 

 

また、質疑応答に特化したサービスで匿名で質問ができるSli.doを用いて意見を見える化し、それらをリアルタイムに参照しながら意見交換が行われていました。

www.sli.do

 

Sli.doで寄せられた質問事項は会場の前方のスクリーンに映し出されていたのですが、次々と質問や意見が流れていってしまったため、後で見返せるように付箋紙にバーっと書き出し、まとめました。それに対して日高さんから、「何も指示などなくてもやれる事を見つけて自分から動いて、Sli.doのコメントをこんな風にいい感じに工夫しレコーディングしてくれて、めちゃくちゃ良かったです。」と評価していただきました。ありがとうございますm(__)m
f:id:manataro1112:20190305125220j:image

 

今回このような貴重な経験をさせていただいた日高さんやきっかけを作ってくださった森田先生、ありがとうございました。また、このイベントに携わる全ての方々にも御礼申し上げます。

 

 

それではまた次回。