まなたろぶろぐ

福岡大学卒 社会人2年目

生涯スポーツ論②

こんにちは。

 

塔村です。

 

講義から2週間が経過しましたが、予告通りダイエット~食事編~について書きます。

 

皆さんもご存知の通り世の中には本当に本当に本当にあらゆるダイエット方法があり、例えば、ファスティング(プチ断食ダイエット)、8時間ダイエット、糖質制限ダイエット等々、きりがないほど溢れています。

 

しかしどの方法を試しても続かなかったり効果がなかったり、という人が大半だと思います。私も過去に何度「明日から頑張ろう」って誓ったことか。誓ったものの今までに一度も成功したことがありません。

 

それはなぜか。「株の学校」で学んだこと(https://manataro1112.hatenablog.com/entry/2018/06/10/142109)からも言えるように、自分自身がダイエットについての深い知識がなく、きちんと理解していないことが原因だと思います。理解しているつもりで挑戦→頑張る→効果なし→諦める→結果に繋がらない。この負のサイクルにより、いつまで経っても成功しないのだと考えます。 たしかに、”個人差”や”合う合わない”はあると思いますが、よく知りもせずただ流行に乗って実践しても、思うようにいかなかったり、ストレスなどからむしろリバウンドしてしまったりするケースもあり得るのです。

 

そこで食生活におけるダイエットの知識として理解しておきたいことがあります。

 

【レプチン】

レプチンってなんやねん!

簡単に言うと、「お腹いっぱい」のサインを脳に送るホルモンです。他にもこのような機能を果たします☟

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すなわちレプチンが足りていないとこんなことに☟

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レプチンの「お腹いっぱい」サインは脂肪から出ます。つまり、太っている=脂肪が多い人は、それだけたくさんのサインが出るということです。え、じゃあ、脂肪が多かったらすぐお腹いっぱいになるはずだけど、脂肪が多い人ほどめっちゃ食べるイメージがあるぞ。って私も一瞬こんがらがりました。笑

 

実はレプチンはレプチン受容体にくっつくことで初めて作用するのです。太っている人は脂肪に比例してレプチンは多く出ますが、レプチン受容体がレプチンに対して不足しているので、レプチンの本来の意味をなさないのです。レプチンは脂肪がつくことで増えます。しかし、レプチン受容体も同時に増えるわけではありません。つまり、脂肪が多いとそれだけ「お腹いっぱい」サインは出ますが、サインが脳まで作用していないため食欲が止まらなくなるというわけです。レプチンと同時にレプチン受容体も欠かせないということが言えます。

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では効果的にレプチンがレプチン受容体にくっつき作用するにはどうすべきか。まずは運動が必要です。前回のブログ(https://manataro1112.hatenablog.com/entry/2018/05/26/141251)にもありましたように、運動して脂肪を落とすことが大切です。そのためには「ややきつい」運動で!脂肪が落ちると総合的なレプチンの数は減りますが、それにより選ばれしレプチンたちが存在する限られたレプチン受容体と合わさり「お腹いっぱい」サインが有効に働きます。そうして初めて食事制限を心がけます。レプチンが本来の機能を無駄なく発揮できる体制をあらかじめ整えておくことで、結果が出やすくなり、ダイエットのモチベーションが上がるわけです。さらにそれを諦めず継続すると徐々に自分の理想に近づけるのではないでしょうか。

 

【まとめ】

・レプチン=「お腹いっぱい」サイン

・レプチンはレプチン受容体とくっつくことで作用

・まずは運動して脂肪を落とす→レプチンの効き目UP

・次に食事制限→レプチンが機能し食欲に歯止めがかかる

 

今回は食事編ですが、これを食べるといいとか、これは控えたほうがいいとか、そういう具体的なことは言っていません。そういうのがほとんどだけど、自分にはどれが合っているのかなんて色々試してみないと分かりません。しかしそんなことはただの時間の無駄です。最適かつ最重要なのは、体の仕組みを知ること。私たちみんなに共通する根本的な仕組みを知ることで、誰もが効果を実感できるのではないかと考えます。

 

それではまた次回。