まなたろぶろぐ

福岡大学卒 社会人2年目

株の学校

こんにちは。

 

塔村です。

 

前回のブログ(https://manataro1112.hatenablog.com/entry/2018/06/09/075800)で宣言した通り、読書を始めました。1冊目は「株の学校(著 窪田剛さん)」です。

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と言いましても、私は株をするつもりはありません。将来的にするかもしれませんが少なくとも現時点では。ではなぜこの本を読んでいるのか。その理由も含め、この本の内容を私なりに書いていきます。

 

私は本当に要領が悪いので(特にブログに関しては)、パートごとにブログに書いていこうと決めました。今回書くパート1の内容をひとことで言えば「投資とトレード」について。

 

1、投資とは

会社の価値や将来の成長に資金を投ずることです。ですから、会社の財務状況や業績、事業内容などをきちんと調べなければなりません。しかし、その会社の業績が上がっても、株価が上がるまで5年も10年も待たなければならないこともあります。よって投資者は企業の成長を長いスパンで見て資金を投入しなければなりません。

 

2、トレードとは

 株の価値=株価の動きに資金を投じることです。株価は上げ下げを繰り返しながら動きます。なぜ上下を繰り返すのか。それはそこに「人」がいるからです。人=市場参加者が様々な価値観や判断基準をもって資金を投じるため、市場はゆれ動きます。ゆれ動く心理を読んでその動きに資金を投じる。それがトレードです。

 

3、それぞれのメリットとデメリット

〈投資〉

メリット

・企業が安定していれば、ある程度収益も安定する

デメリット

・時間がかかる(数年~数十年)

・多額の資金が必要(数千万円~)

・企業の成長を見極める能力、財務分析が必要

 

〈トレード〉

メリット

・比較的短時間で利益を出せる(数十秒~数週間)

・多額の資金を必要としない(100万円~)

・財務分析が不要

デメリット

・リスクを取りすぎると損失が膨らむ

・定期的に株価チャートを見る必要がある

・銘柄選びや売買のタイミングにスキルが必要

 

4、稼ぐには「投資」より「トレード」

「トレード」とは株価の動きに焦点を当てるものです。現在、その企業の株を買っている・売っている市場参加者が、今後どのように動くか。その心理が判断基準になります。100%予想したとおりに動くことはありませんが、過去の動きから大体の方向をイメージして売買し、それを積み重ねながら利益をだすことができます。投資に比べて売買のスパンが短いので、失敗を挽回し、利益を上げるチャンスが、年に何度もあります。そう、トレードは株価が動きさえすれば利益を得るチャンスがあるのです。

 

[まとめ]

・企業の価値に資金を投入するのが「投資」

・株価の変動に資金を投入するのが「トレード」

・株をするなら手間、時間、お金がかかる「投資」ではなく、”チャンスが無限大”の「トレード」をすべし

 

 

”株”と聞くと、ややこしい仕組みだから頭がいい人だけしかやっていないようなイメージが私の中にはあります。だから私なんかからは程遠いような存在。。。しかしなぜ株の本を読んでいるのか。それは、株における人の心理や株の世界で勝ち残っていくためのコツが、普段の生活に置き換えることができるのではないかと考えたからです。

 

成功者は、「投資」と「トレード」の違いと、自分がそのどちらをしているのかが分かっています。自分のやっていることをきちんと理解すれば、それを再現し、うまくいったらあとはそのパターンを繰り返せば、より理解が深まり、精度もあがります。すると自ずと利益も増えてくるのです。

 

日常生活で置き換えるならば、例えば筋トレ。まず、自分が気になる部位や重点的に鍛えたい部分を明確にします。数あるトレーニングそれぞれのやり方、効果をきちんと理解します。それを踏まえて自分に合ったトレーニングをやってみて、良い変化があるならそれを続け、そうでなかったら別のやり方を探します。手応えがあったらあとはそれを繰り返し、慣れてきたら回数や時間を増やしていけば、どんどん自分の理想に近づけると考えます。

 

勉強でもスポーツでも商売でも株でもなんでも、世の中に溢れる大量の情報を深く知りもせず、それが正しいと思い込んで続けたところで、得られるものは何もありません。根底をきちんと自分で理解し、自分にとってどの方法がいいのかを見極めて始めて実践し、効果が得られればひたすら続ける。そうしてこつこつ続けた先に、大きな価値が得られるのだと思います。改めてこう考えると分かったつもりでいたけど、大切なことなんだなと感じました。

 

それにしてもやっぱり株って難しい。。。同じところを何回も読んでしまう。。。笑

 

それではまた次回。