プレゼン
こんにちは。
塔村です。
一昨日月曜日に後期のメインであるミズノのプロジェクトのプレゼンを行いました。
当日の流れはこのような感じで、太宰ゼミと共に緊張感漂う中ミズノの皆様の前で各々の発表をさせていただきました。
【ショートプレゼン】
チームを代表し、前田さんと橋本さんがとても分かりやすくて聞きやすいプレゼンをしてくれました。
【セッション】
私はショートプレゼンで省略した残りの3人のペルソナの説明、吉田さんはKA法をもとにまとめた価値の説明、木戸さんは改善案の説明をしました。また、ペルソナ×価値の表の説明も加えて行いました。
私たちの改善案は「紹介キャンペーン」です。
この改善案に至った経緯について書きます。
①問題点
・ミズノランニングショップ大濠公園店はそもそも認知度が低い
→大通りに面しているが、木で隠れている
→お店の色が隣のマグロ屋さんと同じ青で同化している
→ランナーが多く集まる大濠公園に近いとはいえ、店舗の存在感は大濠公園からは分からない
・ふらっと立ち寄る客の少なさ
→店舗が独立しているため気軽に入りづらい
→専用駐車場がない
・ナイトウォーキングなどのイベントを開催しているが、それが店舗の売り上げに貢献しているわけではない
→イベントだけ参加し、店舗に訪れないお客さんがいる
・足形測定器の活用
→測定結果と顧客情報の紐づけが行われていない
②改善案
・認知度を高めるための「紹介キャンペーン」
→人から人へ伝わる情報の方が信頼度や説得力がある
→イチから新規顧客を獲得するのは難しいため、お店や商品の価値を分かっている既存顧客の協力を得る
→快く協力してもらうためキャンペーンに特典をつける(割引きやおまけなど)
③裏付け
・低コストで導入可能
→紹介キャンペーンは顧客の口コミによるものであるため、チラシのように制作や配布のコストが不要
・店舗周辺の顧客を獲得可能
→新規顧客対象となるのが既存顧客の友人や家族などであるため、店舗近隣(大濠公園周辺)の顧客獲得が期待できる
・口コミによる情報拡大
→チラシだと発行部数の限界があることに加え、店舗近くの大濠公園での広報活動は禁止されているため、紹介キャンペーンを利用することで情報拡大に繋げる
【感想】
他のチームの発表を聞いていても思いましたが、結局みんな同じような改善案になるなぁというのが正直一番の感想です。SNSに頼らざるを得ない時代というか。だから不完全燃焼な部分はあります。
しかし、最後にミズノの方からいただいた言葉で私の心のモヤモヤは少し晴れました。「納得のいかない結果だったり、もう少し何かできたなという後悔があったりしても、そこまでの過程が大事だから、それを大切してほしい。店舗を調査して、調査結果を分析して、問題点を見つけて、改善案を提案する。この一連の流れをこなしただけで凄いことだし、それはこれからも色々な場面で生かせるから、次にまた同じようなことをする時にもっといいものを作れればさらに良い。」と。
振り返ると今回のプロジェクトでたくさんのことを学びました。観察調査方法、上位下位関係分析法やKA法などの分析方法、ペルソナ作成、などなど。インフォバーンの田汲さんが「社会人でやってることを学生のみんながやっていて驚いた。スゴイ。」とおっしゃっていましたが、その凄さを私はまだ本質的な意味で分かっていません。きっと将来”学生時代の自分すげえ!森田先生が私たちにしてくれていたことはこんなにすげえことだったんだ!”と思える時が来ると思います。
目の前のことに必死に食らいついて、与えられた課題を淡々とこなしていくことが今の自分にできることであり、将来の自分への近道なのではないかと思います。
難しい~って頭を悩ませながらも無事にこのプロジェクトを終えることが出来て良かったです。また、めんどくさがりで責任感のない私とここまで一緒に活動してくれたチームメイトの4人には感謝でいっぱいです。ありがとう。
それではまた次回。