まなたろぶろぐ

福岡大学卒 社会人2年目

アルバイト③

こんにちは。

 

塔村です。

 

はい、またまたアルバイトについて書きます。 

 

本題に入る前に、状況が想像しやすいようにまずお店の詳細をみなさんに説明したいと思います。今更感。笑 

 

私のアルバイト先のフレンチレストランは、カウンター6席、テーブル4席の最大10名が入る比較的小さなお店です。営業時間は夜間のみです。18時、19時、20時のいずれかの時間に来ていただき、シェフのおまかせによるコースが振る舞われます。ちなみにコースは2種類あり、季節ごとに違った味が楽しめます。

 

ここでもう一度おさらいすると私のお仕事はお皿洗いです。(あ、なんかダジャレっぽくなった。)そして先ほども申しましたように、小さなお店ですので、私がシフトに入る時はシェフと2人です。シェフは営業時間前に仕込みをして、お客様がご来店されたらお料理を作って、お料理の説明をしながらお出しして、お皿をさげて、また次のお料理を作って、シルバーをセットして、お飲み物に気を配って、と。他にもめちゃくちゃやることがあります。それを全部1人でこなしているんです。ここでバイトを始めてからそろそろ3か月が経ちますし、シェフの負担を少しでも減らしたくて、私ももっと出来ること(お皿をさげる、シルバーをセットするくらいはせめて、、)を増やそうと思っていたのですが。ですが!まず今やっていることすら上手くこなせていないので、その反省をしたいと思います。

 

【要領】

私はバイトに限らず、勉強や運動など日常生活全てにおいて要領ばりくそ悪い系女子です。よく人から 真面目なのか馬鹿なのかよく分からない と言われます。うーん。きっと、というか間違いなく馬鹿です。笑 一昨日のバイトを具体例にあげて、この要領の悪さをどうにか直したいと思います。

 

一昨日何が起きたかと言いますと、さがってきたお皿とグラスが渋滞して、やることがあふれてしまい、挙句の果てにはシェフがグラスを拭き始めるという。。初回に書きましたように「言われる前にやる」こと以外に私は「自分の仕事、自分でできることはシェフに絶対にさせない」も常に意識しています。しかし一昨日は私の馬鹿さを見かねて優しい優しいシェフがお手伝いしてくださいました。泣 お客様が帰られてシェフに いつもですけど、今日は一段とご迷惑をおかけしてしまいました。すみません。私って本当に要領悪いですよね。 って言ったら、シェフがこんなお話をしてくれました。

 

車を運転するのって女性よりも男性のほうが上手なんだって。女性は自分の目の前の車しか見ないから、何が起こるのか予想がついてなくて、ただただ目の前の車に従う。反対に男性は、目の前の前の車、つまり先の先を見ているから、状況把握ができていて上手な運転になる。これはお皿洗いにも言えること。

 

そう、私は、目の前のシンクしか見ていなかったから、お皿とグラスが溜まりに溜まってパリピなことに。(語彙力)お皿完了→グラス溜まったてるからやらなきゃ→うわ次のお皿の波きた→でもまずグラスやらなきゃ→でもグラスめっちゃ時間かかる→グラスもお皿も溜まりくる→パリピ。(語彙力)

 

お皿やシルバーは軽く洗って食洗器にかけてピピってなったら拭いてなおして、という流れです。 グラスはひとつひとつ丁寧に洗ってよーく濯いで拭いてなおす、という流れです。でもこのグラスがけっこう大変なんです。過去に、急いでやらなきゃと焦ったり、汚れよ落ちろと力を込めすぎたりして、3脚も割ってしまいました。。しかも見るからに高そうなグラス。。上等だからこそ細くて薄くて繊細というのもあるんでしょうけど、入って数か月で3脚割ってしまう私ってやばくない?そう思うから余計に、もう二度とグラス割らないって慎重になって時間がかかってしまうのかもしれません。

 

解決策は、シェフがお話ししてくれたように、先の先を見ること。私がお皿洗いをしている位置から振り返って見渡すとお客様の様子が伺えます。だから、お客さんそろそろ食べ終わりそう→お皿さがってくるな→洗わないといけないグラスたまってるけど、時間かかるから後でやろう→お皿完了→今ならお皿の波来ない→グラスに専念→要領めっちゃ良い。

 

目の前のことばかりにとらわれすぎて先が見えていないから要領が悪くなってしまいます。先の先を見ることで全体の流れを把握でき、今すべき事、逆に今はせず後回しにすべき事を的確に判断できるようになると学びました。今夜もバイトが入っているので、目の前のシンクを見るのではなく、お客様の様子を伺って、一昨日のようなことにならないよう心がけます。

 

毎回毎回シフトに入るたびに何かしらミスをして、でもそこから何かしら得るものがあって。それをやってしまったぁって落ち込むんじゃなくて、何故ミスしたんだ、次回からどうすればいいんだ、って考えてどんどん良い方向に進んでいきたいです。アルバイトとはいえこんなに学べること、成長させてくれることがあることに、私は恵まれてるなと改めて感じました。丁寧に指導してくださるシェフにも感謝でいっぱいです!

 

それではまた次回。